ウルフ

私はお相撲をおじいちゃんのお膝の中で見るのが大好きだった。

時間一杯となりました！

と言われた時に少しおじいちゃんのふくらはぎの筋肉がピクって動くのを感じて、私も、取り組みに緊張しながら注視する。

静かな間合いの後のぶつかる激しさ。

ブヨブヨの人なのに、早いし、柔らかい動きするなあ〜と思って見ていた私。

でもウルフだけは違う生物に見えていました。

「千代の富士」

ハイ、大好物です！あの筋肉、目つき、ガッつき感！！！子ども心ながらキュンキュンしていました。

だから千代の富士の取り組みの時だけは、おじいちゃんの膝を離れ、テレビ前を占拠。

四股の踏み方ひとつにしても綺麗〜✨

髷の結い方も綺麗〜✨

アイドルに夢中にならない代わりに、中井貴一だの、千代の富士だのと、誰にも言わないで密かにお慕いしているあけちゃん。

密かな恋心。

だから九重親方になられた千代の富士が突然亡くなった時は辛かったなあ。7月には千代の富士の命日が来るなあと、暑くなる頃に思い出す。

相撲の面白さを教えてくれた大好きな二人を胸に今日もがっぷり四つに組んで、取り組んできます！

はっけよーい、のこった！(๑˃̵ᴗ˂̵)

ではまた明日。