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就活で50社以上見送られた僕には、それでも伝えたい”夢”がある。
こんばんは!
キャリア選択インタビュー第7弾として、様々な分野で行動している学生や社会人の方にキャリアをどのように選んだのか、をインタビューしました!
「PORTAL」ー “キャリア選択に私らしさを”
今日の発信者は現在大学4年生の西岡侑哉さんです。
西岡侑哉さんは僕の地元である香川県で育ち、現在、流通科学大学という神戸の大学に進学した大学4年生の方です。
西岡さんは僕の幼馴染で、小学校から今までずっと一緒に競い合ってきました。小さな頃からちっちゃなことでいがみ合ってきた仲なのですが、今日はそんな幼馴染を紹介したいと思います。
2020年というしんどい時期の中で就活を経験し、実際に50社以上のお見送りを食らったという西岡さんは、現在“DREAM”という挑戦を行っています。
幼馴染として、今挑戦しているコンテストを僕のnoteで応援したいという想いと、西岡さんの就活を横で見ていて、この経験はこれから就活をする人の参考になると思い、インタビューをお願いしました‼︎
これから就活をする方や、挑戦するのが少し怖いと思っている方にぜひ見ていただきたいnoteです。
ではいきましょう!!
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周りや環境が
僕にとってのキャリア選択だった。————————————————
──まず初めに、西岡さんはどんな中高生だったのですか?
西岡:どちらかといえば”内気な性格”だったと思います。中学1年生の時にはいじめられた経験もあって、当時は悔しい思いもしていました。具体的なことは話すのが難しいのですが、いじめがきっかけで”断る勇気”みたいなものは身についたと思います。
また、小学校3年生から高校まで“野球”をやってきました。本当に毎日毎日が練習ばっかりで、インタビューをしてくれている森本君とは小学校から一緒に野球をしてきた仲です。
小さい頃から行ってきた積み重ねのおかげで、小学生の時と中学生の両方で県大会を優勝することができました。
それから地元の高校に進学しました。母の母校がその高校だったのと、仲の良い友達が多く進学するというのを聞いたことが大きな理由です。また、中学3年生の時にレギュラーとして県大会に優勝した経験もあるので、スポーツ推薦で合格することができました。
──そこから流通科学大学に進学したと思うんですけど、どのように進学を決めましたか?
はい。正直大学進学は”どこでもいいな”と思っていました。当時の自分はやりたいこととかは考えたことがなくて、親や周りの人が「大学に行っておいた方が良い」と言っていたので、大学には進学した方がいいのかなと感じていました。
関西の大学に進学した理由は、また友達関係になるのですが友達の多くが関西の大学に進学するというのを聞いて決めました。今となっては何も考えていなかったなと思うんですが、当時の僕にとっては友達がいるかいないかの基準は大切だったみたいです。
──なるほど。先程の質問の最後の方に”後悔”のような感情を感じたのですが、大学進学に後悔はあったりしますか?
流通科学大学に惹かれた側面も実はあって、流通科学大学のオープンキャンパスを見に行った時に”なりたい自分になれる”と説明会でおっしゃっているのを見て、かっこいいなと思いました。
ただ、後悔していることはあります。
野球を引退してから勉強する自信がなくて、指定校推薦という選択肢を取ると決めたのですが、実際に進学すると、周りの環境と僕とのギャップに驚きました。
──どのようなギャップがあったのですか?
人とのギャップですね。周りの人たち全員に当てはる話ではないんですけど、勉強をする意欲がない人が大勢いる環境でした。一生懸命何かに取り組んでいる人たちが周りにいない環境を自分自身で選んでしまったことは、大学進学において後悔していることですね。
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初めて主体的に”トライ”した日。
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──大学4年間で西岡さん変えた”ターニングポイント”はありましたか?
ありましたね。2回生の秋に大学で行われていた「トライやるイヤー」という”好きなことをするために休学しながら4年間で卒業できるシステム”に応募したことです。
1回生の頃は、バイトをして単位を取ってという何も考えずに過ごしていたのですが、何か自分を変えないといけないという危機感に襲われ、小学校の頃から考えていたバスフィッシングのプロになりたいという想いを実現するために初めて自主的に挑戦を行いました。
──”トライやるイヤー”では具体的に何をやっていたのですか?
いくつか全国の大会に参加したり、プロの方が参加してる大会に行って癖を学んだりしていました。自分のフィッシング を確立させるためにも半年という期間を使って、全国を飛び回っていましたね。
1番良い結果としては、福岡県の遠賀川で開催された98人規模の大会で一位になったことです。初参加での優勝、しかも、賞金ももらえることができたのでとても嬉しかったのを覚えています。
──なるほど。初参加での優勝はすごいですね。。ではトライやるイヤーを経て、就活を去年1年間で経験したと思うんですけど、西岡さんはどんな就活生でしたか?
僕が就活をしたいと思った理由は、一度サラリーマンの世界を経験したいと思ったからです。就活を始めた時期としては、大学3回生の夏あたりからインターンシップやSPIを勉強しだしました。
先輩から”準備は早く始めた方がいいよ”と言われていたものの、何から手をつけたらいいのか分からなかったので、とりあえずという形で勉強し始めましたね。
ただ、本格的に就活が始まったなと感じたのは、3月でした。
──ほう。
だいたい就活生が騒ぎ出す時期が3月だと思います。エントリシートが一気に開放されるんですね。僕は勉強はしていたものの早期選考などはしていなかったので、今思うとすでに出遅れていたと思います。
僕は就活生として、比較的苦労した側だと思います。50社以上の会社からお見送りをいただきましたし、内定が決まったのは10月あたりでした。
就活の始めの方は福利厚生や給料を中心に企業を見ていましたね。また、商社や大企業などの社会から見た憧れの職業などにも惹かれる傾向はありました。僕の大学は偏差値や知名度も高くないので、内定ももらえず自己肯定感が下がる毎日を過ごしていました。
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僕が考える
もう一度就活をするのなら。
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──なるほど。就活で苦しんだ西岡さんだからこそこれからの就活生に伝えられるメッセージがあると思うのですが、西岡さんがもう一回就活をやり直せるなら何から始めますか?
もう一回やるなら僕は”自己分析”から始めます。
就活=難しいというイメージがあると思うのですが、業界や企業のことばかり考えていると、就活は難航すると思います。
まず初めにやることは、自分をよく知ること。自分が何をやりたいのか、それは何のためか、それができる分野・生かせる分野はどの業界・会社なのかをしっかり自分で理解してから、企業や業界を決めていくことをお勧めします。
”自己分析→業界分析”という順序で行うことによって、自分が知れている状態から活動が始まるので、本当に自分が情熱を持っていることを話すことができます。本当のことを話す以上に伝わることはないと思うので、できるだけ素の形で就活をすることをお勧めしますね。
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挑戦で気づいた僕の夢。
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──西岡さんが現在取り組んでいることの紹介をお願いします!!
はい。僕が現在取り組んでいることとしては、tabippoという団体が行っている”DREAM”というコンテストに参加しています。”DREAM”は世界一周を通してしたいことや自分の夢をプレゼンするコンテストです。
僕の友人が誘ってくれた企画で、僕の夢である「バスフィッシングのプロになってアメリカの大会に優勝する。そして、多くの人に釣りの魅力を伝えて釣りを趣味にしてくれる人を増やすこと」を叶えるために参加しました。
世界一周を通して海外のフィッシングを知りたいという思いもありますし、こうやって自分の夢を口に出すことによって自分に覚悟を持てると思うんです。
コンテストは1月24日(今日)までweb投票を行っているので、もし僕の夢を応援したいと思ってくれたら、是非、投票していただけると嬉しいです!👇👇
──最後に、キャリア選択で悩む僕たちにメッセージをお願いします!!
やっぱり何でも挑戦することが大切だと思います。僕は大学2回生に”何か変わりたい”と思って、トライやるイヤーに挑戦しました。始まりはどんな挑戦でも良いと思っていて、自分の殻から一回出てみると世の中に広がっているいろいろな可能性に気づくことが出来たんです。
僕にとっては大きな挑戦だったのですが、これを読んでくれているあなたに伝えたいのは、あなたの身の回りの”当たり前”であったり、”常識”みたいなものを一回疑ってみて、その殻を一回破り、挑戦してみるという経験が早ければ早いほど良いということです。
”挑戦すること”は勇気がいることですが、僕もこれから様々な挑戦をしていこうと思っているので、一緒に一歩踏み出してみましょう!!
インタビューありがとうございました!
──こちらこそありがとうございました!!
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<執筆、森本瑛/AkiMorimoto>
現在大学4回生で来年から小学校の先生になる22歳。教育をより豊かなものにすべく、一般社団法人ハッシャダイソーシャルに関わりながら、noteで発信活動を行なっている。
座右の銘は、「意思があるところに道は開ける」
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