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地球人の生い立ちと輪廻(月)の関係性
私はサアラさんの著書『あの世の本当のしくみ』『魂の本当の目的』というこの2冊の本を読んで、やっと知りたかった答えを見つけたという感動を味わいました。そしてその後、マドモアゼル愛先生の著書『月の教科書』を読んだことによって、地球人の生い立ちと輪廻の関係性について心から腑に落ちたのです。
地球人が輪廻を繰り返してしまう原因は、劣等感や自己嫌悪、自己否定を抱いたまま死を迎えるからなのです。
では劣等感や自己嫌悪、自己否定を抱いてしまう原因はどこにあるのでしょうか。
まず、サアラさんの著書の中で語られている地球人の誕生の流れを簡潔に説明したいと思います。
宇宙の中で最初の人型生命体はライラと呼ばれる宇宙人になります。ライラは穏やかな性質を持つ生命体で、アグレッシブなドラコと呼ばれる生命体の攻撃を受けた際に、いろいろな宇宙に散らばり、その先で様々な文明を進化させることになったのです。
その宇宙の一つが地球でした。地球には様々な宇宙人が飛来してきては、宇宙で最も優秀な人類を作ろうとしましたが、原人レベルの存在でした。
元祖地球人を作り出した宇宙人は二ビル星人です。二ビル星人は、自分たちの優れた遺伝子と原人の地球に適応した遺伝子を組み合わせて、宇宙で最も優秀である地球人を作ったのです。地球人の誕生は17万年前になります。
そして、地球人と様々な宇宙人が地球で共存している時代がありました。その中で、宇宙では所有をめぐる争いが起き、地球はある巨大な勢力の所有地となり、そして囚人を捕えるための流刑地として使われてしまったのです。それは約1万数千年前から2300年程前までになります。実はこの流刑地が輪廻の仕組みなのです。 地球以外の宇宙では魂は肉体から離れた後、その魂の源に帰って癒され情報を整理し、転生するための準備をすることができます。
しかし、地球人は魂が肉体から離れた後、源に帰っていく事ができなくなってしまったのです。それは流刑地であった時代に幽界というトラップを仕掛けられたからなのです。源に帰っていけないように魂を閉じ込められてしまったのです。そのため地球人の魂は癒されることもなく情報もぐちゃぐちゃで、生まれる目的もわからないまま輪廻を繰り返す事になってしまったのです。
現在の地球にはその幽界のトラップはありません。数年前に完全にその装置は撤去されたのです。しかし地球人のほとんどは未だに輪廻から抜け出せないのが現実のようです。
なぜなら、劣等感や自己嫌悪、自己否定という想念に捕らわれてしまう事で自ら幽界にとどまってしまうからなのです。
ここで、マドモアゼル愛先生の月の理論が腑に落ちる事になります。月星座はその人の欠損を表しており、自分にはない性質をあるかのように思わされ、それが劣等感や自己嫌悪を生む根本にあるというのです。
月が地球の衛星になったのは1万数千年前から2万年前だと『月の教科書』の中で書かれています。それはサアラさんの著書で書かれている地球が宇宙の流刑地となった時代と重なるわけなのです。
私は、地球を流刑地とする際に地球人に劣等感や自己嫌悪を持たせる仕組みとして、月という衛星を置いたのではないかと気が付き驚いたわけです。
月が地球の衛星となった事で、劣等感や自己嫌悪に囚われ、それによって生まれてきた目的がわからなくなり、幽界のトラップに容易に囚われるようになってしまったのです。
また、月が衛星になった事によって地球の重力は約6倍になってしまったというのです。重力に反作用して生きていくのですから、体にも当然負担がかかってきます。月が衛星ではなかった時代は地球人は何万年も生きていた時代があったようなのです。
寿命が短くなることで、同じ肉体を通してトライ&エラーを繰り返し、経験を積んでいく事ができなくなります。すぐにリセットされてしまうのですから、それは魂の進化をますます遅らせる事に繋がるのです。
サアラさんは占星術についても語られていますが、月星座は母親との関係から作られる性質というような表現をされています。占星術で月星座は7歳までの性質を表すということは一般的であるようです。マドモアゼル愛先生も例外ではありません。
月星座は7歳を過ぎても、生涯に渡って世の中を見る際に常に一番最初に通すフィルターであるため、様々な人生の場面で違和感や劣等感や自己嫌悪、自己否定をもたらすのです。なぜなら、月星座が本当の自分の性質だと無意識に思い込んでいるので、本当は欠損している性質だと気が付くまで、そのギャップによって悩みが伴うからです。
ではどうしたら月星座がもたらす悩みを解消する事ができるのかというと、月星座は自分にはない性質なのだと、常に客観的に意識して自分を見つめている事です。無意識でいる時、私たちは月星座のトラップにはまってしまうのです。無意識ではなく意識的に過ごしていくのです。
私たちが悩んでいる時は、無意識と意識が戦っている時なのです。劣等感は無意識です。劣等感からくる嫌な感情が湧いた時「月星座によって与えられた嘘の性質を本当の性質だと植え付けられているからだ」と意識化するのです。そうすると無意識と意識が一致することになるので悩みはなくなります。なぜなら、両方を認める事でありのままの自分を受け入れることができるからです。
ですから、地球人の生い立ちと輪廻の関係性、そして輪廻の原因は月による劣等感だという事を知っておく事は、本当に人生を変える知識になるのではないかと思うのです。 占星術の月星座を調べる事で、自分の劣等感を意識する事が可能なわけですから、これを上手に使わない手はないと思うのです。
占星術は、魂の記憶を失ってしまった私たち地球人にとって自分を知るための大切な指針として与えられた最古の学問なのです。ただの星占いという事ではなく、周波数の観点から科学的に証明されてくる無限の可能性を秘めた学問だと思います。
皆さまの中で、興味を持たれた方は、サアラさんとマドモアゼル愛先生のご著書をお読みになっていただき、ご自身の体感として理解される事をおすすめします。
親子関係や恋人、友人、学校、職場など様々な場面で、今までと違った捉え方が訪れるのではないかと思います。