勇気をもって
初対面の人と話をする時は、誰でも緊張するものですが、私の場合それが恐怖のレベルにまで達します。
会ってしまうと何でもないのに、会う前から本当に恐ろしくて、なんだかんだと理由を付けては先延ばしにしていることが、よくあります。
今回、自分で思い立って、自分の活動の宣伝活動に周ろうと思っていました。
思い立った時には、怖いけど頑張って周ろう!今後のためだ!と自分を奮い立たせていたのですが、最初に行ったところで、辛辣な言葉をかけられてしまい、すっかりおよび腰になっていました。
「どうせ、また拒否されるんだから、行かないほうがマシ……」
と言い訳をして、アポを取ることさえやめてしました。
しばらく停滞期を過ごし、とりあえず電話くらいはしてみようとコンタクトをとったところ、一番受け入れてくれなそうなところが、快く受け入れてくれ、では直接お話しましょう、という運びになりました。
営業職はやったことがないですが、仕事で営業に周るなら、きっと大丈夫だと思います。
販売職を経験したことがありますが、決められた商品を、決められたキーワードで売るというのは、割と得意な方で、結構積極的に話しかけることができるので、お客さんの評判もなかなかでした。
ではなぜ、自分の活動の紹介が、こんなにも怖いのか?
それは自分自身を否定されるからなんですね。
お店の商品を勧めるというのは、他人が開発した商品だし、その商品を否定されたとしても、私は何もダメージを受けない。
あ、あなたには必要ないんですね!
他の必要な人を探しますわ!
と割り切ることができます。
しかし自分が良いと信じて行っている活動を否定されることは、私という人間を全否定されたようなショックを受けるんだな、ということに気づきました。
自分に自信を持っている人なら、店で商品を勧める時と同じように、そんなモノ要らない!と言われても、
あ、あなたには必要ないんですね!
他の必要な人を探しますわ!で済むのでしょう。
私もそう割り切れると思っていたのに、想像以上にダメージが大きかったみたいです。
結局、宣伝活動は、良い反応もあれば、悪い反応もあり、同じくらいの割合で、そういう反応に出会うわけです。
頭では分かっていても、心では寂しい子供が、
私を嫌わないで
と言っている。
世の中には、いろんな人がいる。
勇気をもって、当たって、当たって、
砕ける経験も、積んでいくことが大切ですね。