【RX 秋葉】2022.6.25 第1回スワコ8ピークストライアスロン大会
関東甲信越地方で雨が降らず猛暑日続きで記録的早さの梅雨明け宣言の中長野県諏訪湖市で行われた第1回(昨年大会が延期されたため)スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会に出場してきた。距離はスイム2km(1キロを2周回)、バイク78km(約800mUp)、ラン20km(諏訪湖一周16kmプラス市内4キロ)で行われた。結果は、総合49位(654人中、40-49エイジ20位)と総合上位20位以内を目標としていたので悔しい結果となった。敗因はバイクトレーニング不足からペース配分と補給(塩分摂取せず)ミスを犯し、結果ランで足を攣り、ラン5キロ過ぎから9キロ過ぎまで毎キロ屈伸・ストレッチを繰り返し当初予定のキロ4:15-20ペースから大幅に遅れた。
大会については、運営、ボランティアの方々、沿道での応援、どれも素晴らしかった。猛暑日の中コース上にずっといらしたボランティアの方々には感謝しかない。日本でも海外Ironmanレース並みの盛り上がりとノリが出来る事を証明した大会だった気がする。灼熱に中でのレースで大変だったが、応援とか凄く本当に楽しいレースだった。諏訪湖の皆さんありがとう!また来年行きます!
さてレースの振り返り。
スイム:2キロ 35分38秒 (35分ターゲット)
スイムは申告タイム遅い順という通常の逆であったのと、9時30分スタートとトライアスロン大会ではかなり遅いスタート時間であった。第1ウェーブの10分後に第2ウェーブ、その10分後の9時50分が自分の第3ウェーブのスタートとなった。最後の第4ウェーブはなぜか15分後の10:05スタートであった。コース上はコースロープがあり右回りに2周回(1度陸に上がり再入水)の合計2キロ。コースロープがある大会でよくあるのがコースロープ付近はとにかく人がうじゃうじゃいて泳ぎにくく、常にバトルが起きている印象である。特に今回はスイムが比較的遅い選手が先にスタートしているので、10分前にスタートした最大人数だったウェーブに追いつく頃はかなりカオスな印象だった。途中からロープからは少し離れたところで泳ぎバトルもさほど起きず2周目は特に気にせず泳げた。スイムアップからはT1まで500mほどあったがマットや芝生の上だったので快適だった。ほんとこれ足の裏柔らかやろーにとって嬉しい。
バイク:78キロ 2時間20分16秒 (2時間15分ターゲット)
レース1ヶ月前に1度バイクコース(大会HPにあったトレーニングコース)を試走し、10キロほどある登りも走り、自分の中では3-4倍程度で淡々と登ればあとはローリングヒルでTTポジションを取り最後の下でランに備えれば問題ないと思っていた。スイムアップからバイクラックまで呼吸が上がらないギリギリで走った。トランジッションでの流れは、ウェットスーツ を脱ぎ、トランジッションバッグにゴーグルやキャップと一緒に突っ込み、Giroエアロヘルメットをかぶり、ゼッケンベルトを付け、補給食(アミノサウルス3個、25キロ毎に1つ摂取)をポケットに突っ込みバイクをラックから下ろしてバイク乗車ラインまで走りながら押していく。トランジッションはだいたい2分から2分半で全て終える。バイクコースの序盤25キロほどは、諏訪湖を約一周し折り返して登りまで平坦をひたすら走る。この区間は体重のある自分には有利でガンガン飛ばすべく区間であったが、TTバーを新調(AeroCoachという最近流行りのスタイル)したTTバイクでの練習不足が思いっきり出てしまった。スイムで使った腕肩を新調した幅狭目のTTバーでポジションを保つ事が結構苦痛であった。慣れる為しっかりTTバイクでの練習をすべきだとライド中ずっと思っていた。コース上は登りまで結構な人数が居たが、危険を感じることは全くなくしっかり運営されておりありがたかった。登りではクライマーのような選手以外には抜かれずむしろ結構抜いた。登りは激坂ではなく、道志道で道の駅から山中湖に抜けるトンネルまでの登りのような感じであった。なぜか試走の時より長く感じた。登り終わったあとは少し下ってからまた少し登ってを繰り返していくローリングヒルであった。今回バイクでのエイドステーションが46キロまでなく、しかも平坦の所に設置されているため、スピードを結構落とさないとボトルを弾いてしまう。出来たら次回は最初の登りきったところあたりでスピードの出ていない区間でエイドを設置してほしい。2つ目のエイドは1つ目をすぎ八ヶ岳エコーラインを行って折り返したあとの60キロ付近なのでこちらは少し間隔が狭かったかなと感じた。難しいところである。因みに1箇所目のエイドではボランティアの方が受け取る際少し走ってくれたお陰で上手く受け取れた。2箇所目のエイドではうまくスピード落とせず、ボトルを受け取れずだった。ボランティアの方には申し訳ない。下区間は安全のためTTポジション禁止とのことなので、実際どこから禁止なのかは分からなかったが、下り始めたところから比較的平坦になるまでハンドルを待ち続けた。バイクコースでも沿道の応援が絶え間なくあり、危ないので小さくではあるがスピードが出てないところでは手を振った。下った後は川沿いの平坦を10キロ弱走ってT2へとなった。この時足には特に違和感は無かったが気温も上がっておりかなり汗をかいた印象はあった。もっと塩分補給をすべきだったであろう。
ラン:20キロ 1時間47分35秒 (1時間25分ターゲット キロ4:15)
バイクを降りT2に入った頃には気温はすでに32-3℃あったと思われる(Garmin情報)。そのためバイクラックのコンクリートもものすごく暑く、ランニングシューズ(アシックス メタスピードSky)に履き替える時とても素足では立っていられなかった。トランジッションバッグをひいて靴下を履きラン シューズに着替えた。今回補給で唯一成功したのは、ランの時ボトルを手に持って走った事であった。ランのエイドは平均約2キロ毎にあるが、暑くなるのを想定してエイド間でも自分のタイミングで補給したかったためである。しかし1点残念だったのが、ラン用トランジッションバッグは前日預けであり、いつの時点でT2バイクラックにかけて頂いたのか分からないが、ずっと日があたり、トランジションバッグを暖めていたと思われる。ボトルに中身がかなり温まっていた笑。ランスタート2キロほどは4‘20、4’30とペースを刻んでいたが、最初のエイドを出たところで両足クオッズに違和感を感じ、筋肉が収縮していくのを感じた。少しペースを落とし騙し騙し走るも、次のエイドでついに両足を攣った。その後は屈伸やストレッチを走っては止まりを繰り返した。しばらくこれを繰り返していくうちに足も慣れてきてキロ5分をきって走れるようになった。なんとか諏訪湖一周が終わり、残り4キロほどとなり、少し街中を走るコースであったが、ここでも沿道から応援を凄く頂いた。自分の中ではランで潰れてしまい惨めな思いで走っていたが、そんな事関係なく目の前を通る全ての選手をたくさん応援している沿道の方々をみてフィニッシュ前に再度スポーツっていいな、トライアスロンやってて良かったなと感じた。フィニッシュは文化センター内の室内フィニッシュであり、フィニッシュゲートまでの直線はIronman顔負けの素晴らしい演出だった。
久々の灼熱の中でのトライアスロンレースであったが、とても楽しめた。結果は散々であったので、またしっかりトレーニングを積みたい。ただ次のレースが翌週末(7/2)の琵琶湖ミドルであるので、しっかり体を休めて挑みたい。