アガベ 笹の雪の種類について

アガベ 笹の雪の種類と斑入り品種

アガベ 笹の雪は、その美しいロゼット形と白いラインが特徴の品種で、多くのコレクターに人気があります。近年では、品種改良によって様々なバリエーションが生まれ、斑入りの品種も数多く存在します。

笹の雪の基礎知識

* 原産地: メキシコ

* 特徴: 肉厚葉に白いラインが入るのが特徴。
ロゼット状に葉を広げ、成長すると直径30～50cm程度になる。

* 耐寒性: 比較的耐寒性があり、屋外での栽培も可能（ただし、霜には注意）。

* 品種: ノーマルの笹の雪に加え、斑入り品種、形状が異なる品種など、様々な種類がある。

斑入り品種

斑入り品種は、葉に白い斑が入るものが一般的ですが、黄色の斑が入るものや、斑の入り方が異なるものなど、多様なパターンが存在します。

◼︎白覆輪: 葉の縁が白く覆われるタイプ。
氷山やピンキーなどの白い斑入りのアガベ

アガベ　笹の雪"氷山"

◼︎ 中斑: 葉の中心に白い斑が入るタイプ。

◼︎黄覆輪: 葉の縁が黄色く覆われるタイプ。

アガベ 笹の雪"黄覆輪(きふくりん)"

◼︎黄中斑: 葉の中心に黄色の斑が入るタイプ。

◼︎斑点斑: 葉全体に斑点が散らばるタイプです。
◼︎縞斑: 葉に縞模様の斑が入るタイプです。

◼︎季節斑:時期によって斑入りの部分が現れたり消えたりします。
(アガベソーラーエクリプスなど)

種類の多様性

斑入りの有無だけでなく、葉の形や大きさ、ロゼットの形状など、品種によって様々な特徴があります。

◼︎葉の形: 細葉、広葉、剣葉など

◼︎ロゼットの形状: 密生型、散開型など

◼︎綴化(モンスト):成長点が線上に綴れているタイプ。
人気の品種

◼︎氷山: 白覆輪の代表的な品種。

◼︎ 輝山: 黄色の斑が大きく入る。ただ稀に白、クリーム色に近い斑入り株もある。

白覆輪に近い輝山選抜株

◼︎黄覆輪: 黄色の覆輪が美しい品種。

鮮やかに黄斑が出た黄覆輪

栽培のポイント

◼︎日当たり:
日当たりの良い場所で管理する。

◼︎水やり:
土が乾いてからたっぷりと水やりする。

◼︎温度: 寒さには比較的強いが、霜には注意する。

まとめ

アガベ 笹の雪は、その美しい姿と品種の多様さから、コレクターの間で人気が高まっています。斑入りの品種は特に珍重され、コレクション性の高い品種も数多く存在します。