EF24-105mm F4Lテスト(速報)
実はこんなもの購入していました。
今後同人誌のネタにするかもしれないので、その下書き的です
例によって金もないのでジャンクカメラやレンズ関連ばかり購入しているのだが、実は今年6月ごろにコセキにて13,200円なんて相場からは信じられない「情熱価格」であのLレンズの一角に入るEF24-105mm F4Lを購入していた。
……とはいえ、市場相場が状態が明らかに酷使された個体でも5万円台のレンズがここまでの情熱価格になっているのは当然だがは訳がある。
というのも、ズームレンズだというのにズーム域が24mmから40mmまで動かないので事実上40-105mm F4なんて具合にちっともありがたくないレンズになっていたし、ズームレンズユニットの酷使からくる自重落下症状も出ていたということもあり、買ったはいいもののロクに使いもせずにカメラ収納スペースに放り込んでいた。
とはいえ、腐ってもLレンズな以上は使わなければ仕方ない、ということで9月末にキヤノン製品の修理に定評がある大阪のヒガサカメラサービスに修理に出すことに。
フォームに必要事項を入力した際の当初見積こそ2万円台であったが、実際にモノを送って診断してもらったところ「見てくれ以上に相当酷使されていたんで各部のオーバーホール込みで34,100円」との連絡が来たのである。
さんまんよんせんえん?と主に業務用として使われるLレンズの名に恥じないラグジュアリーな修理費用に一瞬驚愕したが、少なくともEF24-105mmLのヤレた中古を買うよりは安いし、何しろヒガサはキヤノン修理特約店なので安心したクオリティ、今後の仕事にだって十分使える。そして何よりも『JC』の美味しいネタになりそうということでそのまま修理依頼に出すことに。
数週間待った末に手元に戻ってきた
光学レンズの塊、としてのEF24-105mm F4L
しかしながら、EF24-105mm F4Lの修理には時間がかかった。
当初こそ重修理の場合でも10日間で修理が上がるということであったが、一向に修理から上がらない。このままでは11月までは修理がかかるのでは?なんてことで10月中に戻ることを諦めていた。
10月も半ばを過ぎたそんな時、ヒガサから修理上がりのメールが入った。
所定の方法で修理代を支払った数日後の夕方ごろに、佐川急便からEF24-105mm F4Lが届く。
きちんと調整されたEF24-105mm F4Lは流石は最初からデジタル対応のLレンズとばかりに開放からシャープ、発色もクッキリハッキリで標準レンズとしては相当重いこと以上は業務用クオリティなことに驚いてしまったのと同時に、こんなハイエンドなレンズが自分のような人間に降りてきたあたりに「一眼レフ時代が今まさに終わろうとしている」流れを感じさせるのであった。
仙台貨物ターミナルにて、元東新潟機関区だったDE10 3507(仙貨)が入換作業を行っている。
少なくともデジタルで使用することを最初から前提にしている業務用機材のクオリティでコレなのだから、現行レンズに関しては重箱突きというかオーバークロックのようなものというか。