錦織が完全隔離で練習できない理由…2/1ATPカップ、2/8全豪オープン2021に出場予定
2/1-ATPカップ、2/8-全豪オープン2021に出場予定の錦織圭。
事前はアメリカで良い形で練習もできていたようですが、ホテルの部屋に完全隔離状態になり大変な状況に追い込まれています。
コロナ対策には大きく分けて、ゼロコロナ対策、ウィズコロナ対策というのがあります。
ウィズコロナを推進しているアメリカ、英国などで大変なことになっています。
日本もウィズコロナ寄りと言えますが、残念ながら後手に回ったり、反対の対策をいきなりとったり、疑問に思う対応が多いです。
本来、島国の日本はゼロコロナ寄りの対策を取りやすいと思いますが、労働者など海外から頼っている側面があり、(感染力が非常に強い)変異株もそこから入ってきた可能性があります。
医療状況、高齢者社会、東京五輪などを考慮すれば、ゼロコロナ対策寄りの政策も検討の余地があったと思いますが…。
残念ながら、日本の報道はあまりそういったことを伝えてくれません。
一方、ニュージーランドや東南アジアなどはゼロコロナ対策を推進しています。豪州もそちらよりのため、海外からきた選手は2週間の隔離が義務付けられます。
ただし、5時間は決まった場所に外出できるので、その時間を練習に当てられます。
錦織の場合は彼は陽性ではないんですが、飛行機の搭乗者(使用率は20%程度)に陽性の人が出ました。
そのため、部屋からも出らえない完全隔離が2週間という状況です。
ですので、あまり練習もできずに試合に出るという事は、厳しいです。
怪我なども招く可能性もありますし、錦織は出場予定ですが…
テニスは比較的うまく今の状況で国際大会を運営するモデルになっています。テニスだけではないですが、スポーツ業界を取り巻く状況もまだまだ厳しいと感じます。
参考記事