ヨルシカの歌を聴いて響いた、「ずっと叶えたかった夢が貴方を縛っていないだろうか?」
5月にヨルシカのライブに行った。
あまり興味はなかったけど、曲がすごく良かった。
ライブというよりもコンサートという感じ。
このタイプのライブに行くのは初めてで、いつも行くのはオールスタンディングの爆音できくロックが多かった。
だからなんだか新鮮で、静かに音楽を聴くという感じのスタイル。
クラシックコンサートのような感じだった。
その中で歌っていた「チノカテ」
その歌の中にあった、
「ずっと叶えたかった夢が貴方を縛っていないだろうか?」
という歌詞がすごく響いた。
ここ数年というより、この10年間自分が決めたことに必死で走り続けてきたような感じだった。自分が決めた目標に努力して、勉強して、失敗もしながら自分が描いていた目標に向かってきた。確かに目標には着実に近づいていて、それを叶えるための準備も着々と進んでいる。しかし、ヨルシカのライブで聴いた「ずっと叶えたかった夢が貴方を縛っていないだろうか?」という言葉でハッとした。
なんとなく、自分の思考や行動を自分自身で縛っていたんじゃないか?
いろんなことを時に犠牲にして、自分の気持ちと違うことも飲み込んで行動する必要があった時もあった。そこまでして、目標に突き進む必要があったのか?
歌詞の続きは、「それを諦めていいと言える勇気が少しでもあったら」と続く。
しかし本当に諦めていたら今の自分はなくて、違う選択肢を選んだパラレルワールドの自分がいたんだと思う。でも時に諦めることが大事だったんじゃないか?と思う時もあったりして。
この歌で、自分の今までの10年間を振り返ることができ、一度深呼吸をして、考えてみるのもいいなと思った。
そういう機会がないと、この歌のように
「花瓶の白い花 枯れたことにも気づかなかった 本当に大事だったのは 花を変える人だったのに」
みたいなことに気づかないままになってしまいそうだったから。
小さいことでも、気づかないでいるといつの間にか大きなことになっていたりして。
後悔しないためにも一度立ち止まり、振り返ることも重要。
自分の歩いてきた道を見てから、その先を決めても遅くはない。
何事も、始めるのに遅すぎることはないので。
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