366日の閏年、その閏日はなんだか得した気分な日だった話
2024年2月29日は閏日。
時差調整?をするために一日多くしているみたい。
でもなんだか私にとってはボーナス日なような感覚。
ボーナスと言ってもお金がもらえるわけではなくて、時間がもらえるような感覚。
年々、時間が足りなくなっているような感覚がして、1日があっという間に過ぎていく。なんだか強い風が吹くように1日の時間もピューっとその場から去ってしまうような感覚。
子どもの時は1日が長くて、まだ2時間目か。なんて思っていたけど、一年増すごとに午前中なんかとても早くて、気づけば昼の13時を過ぎていたりする。
そんな感覚がしていた最近だけど、今日ばかりはボーナスステージのような、一日多いこの2024年。
せっかくだからと思い、仕事を休みにした。
私の仕事は自営業なので、自分のタイミングで休みを決められる。けれど収入やらも自分が責任を持たなければならないというのも大変なところではある。
けれど、会社勤めするよりも1人でやる方が性に合っているような気がしてこの道を選んだ。
休みの今日は、朝7:40に起き、身支度を済ませ街中に出かけた。
久しぶりにデパートへ。
この時期はホワイトデーの催事がやってるんだーと思いながら横目にみて、ささっと用事を済ませた。
買い物をして包装を待つ間15分時間があったので、久しぶりにデパコスコーナーへ。
気になっていた化粧下地、ファンデーション、パウダーをテスターした。
美容部員さんにやってもらっている間、いろんなことを感じた。
こんなふうに誰かに何かをしてもらったの、いつぶりだろうな。
肌をこんなに大切に扱ってなかったな。
綺麗になるってやっぱりいいな。
こういうところに来たら、背筋が伸びるな。
とか。
人と話す、接する、触る。
大事なことなんだなと感じた。
そして、デパコスコーナーを後にして、エスカレーターを下ろうとした時に、香水が目に入った。
そこには綺麗に並べられた香水。
スペインの一流ブランドの香水。
ずっと気になってたけどなかなか実際に見れなかった香水。
気になる香りをテスターさせてもらった。
それはそれは素敵な香りで。
こんな香りを漂わせてソファの上で午前中の陽を浴びながら一日ゆっくりしたいな。なんて思う香りだった。
2年ほど前、コロナ禍だった時出張から帰ってきた時、東京にしばらくいた時の話。滞在先の近くの神社で藤の花と桜の花が咲いていた。その景色はなんとも言えず綺麗で、風情があって、暖かい春の陽に照らされて花たちも嬉しそうな感じで。
それを毎日見に行くのが楽しみだった。
ああ、その時みたいな香りだな。
って。
なんとも懐かしくも、花の香りがとても美しく暖かく。
そんな体験ができた今日の閏日。
私にとって、お金よりも大事なボーナスだったと思う。
ちなみにデパートで化粧品や香水は買わなかったのだけれど。またの機会に。
ありがとう、閏日。
ありがとう、お休みの日。
明日から3月が始まる。
ちゃんと2月終わったよ!
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