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『最近入社した、一級建築士Nくん』初めて設計した現場が完成間近です!
彼が初めて設計監理をした
保育園の全面リニューアル工事、
だいぶ形になってきました!
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Nくんが選んだカーペットタイルが
まるで芝生のようで
良い感じです!
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山並みがよく見えます。
ここは人気のコーナーになるかも。
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廊下の天井は低めなのですが
ところどころくり抜いてある部分に
空色の壁紙やキレイな
色の壁紙が貼ってあり、
楽しく歩ける空間になっています。
空色の壁紙はNくんのチョイスです。
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自分の設計した空間がだんだんと形になっていくことに、感動していたNくん。
今回、まずは、たくさんある素材から保育園という空間に合うものを選びました。
そして、それぞれの素材の膨大なカラーサンプルから、自分がイメージするカラーコンセプトを決めます。
それを運営サイドの保育園の先生方や役場の方にプレゼンします。
それぞれだと思いますが、私達の事務所の場合は、まず、コンセプトに合う床の素材、デザイン、カラーを決めてから、他のカラーコーディネートを進めていくことが多いです。
今回は、北欧のインテリアをイメージコンセプトとして、全体をまとめています。
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広さを出すため、シンプルなから温かみのある色を使っています。
現場の様子を見に行った私に
Nくんは嬉しそうに
『どうでした?』と聞いて来ました。
私から見て、良かった点をたくさん撮ってきた写真を見せながら
ここは、こうだったねと話すと
彼は、とても嬉しそうな顔をしていました。
設計という仕事は、完成時に思った以上に喜んでくれるのが
やりがいに繋がります。
お施主さんも。一緒に苦労した施工者も。
毎回、苦労しても、最後にはよかったと思えます。
新しい園舎は、4月の入園式から園児の利用を始めます。
リニューアル後の園舎に驚いて
嬉しそうな園児の様子を早くNくんに見せてあげたいです。