へぇそうなんだ日本史⑨【縄目のない縄文土器】
小・中学校で習いませんでしたか?
「縄目の跡がつけられていたので、これらを縄文土器」と呼ぶ、と。
そして、そういう土器が出土する時代を「縄文時代」というのだ、と。
明石白が大好きな山川出版の『日本史用語集』によれば、縄文土器とは「縄文時代に使用された土器。より糸を転がしてつけた縄文と呼ばれる文様を持つものが多いのでこの名がある」とあります。
気をつけて読めばわかるのですが、縄文土器の中には、「縄文」のない土器だってあるというわけです。
知ってましたか?
なぁんだ、ですよね。
だって縄文時代とは1万年も続いた長い時代。
中には縄目の文様がない土器もあるのです。
例えば火焔土器とか。
(ウィキペディアより深鉢形土器/火焔型土器)
2018年、「縄文(JOMON)展」が東京国立博物館で開催され大盛況でした。
展示で間近に見た迫力ある「火焔土器」に感激したことを思い出しながら書いた明石白の記事が以下のものです。
過去に明石白が書いたウエブ記事を、サイト主さんに了解を得てご紹介させていただいています。
サイトも、書かせていただいた記事も、明石白的に好きすぎて黙っていられなくなったんですよ! ええ仕事しておりますんで(自画自賛)、ぜひ。