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子どもが思わず感情移入する絵本で、感情コントロールの基礎を育む\(^^)/
今日は、子どもたちが思わず感情移入しちゃう絵本をご紹介したいと思います。
成長と共に芽生えてくる感情。
嬉しい。楽しい。くやしい。困った。悲しい。怒れちゃう。
感情は、回りにいる大人が子どもの行動や表情をすぐに受け取り、『嬉しいね』『面白いね』と言語化してあげることで、段々と『あ、これは面白いって言うんだな』と、感情とそれを表す言葉を繋げて、段々と覚えていきます。
それを支えてくれる存在の1つになるのが絵本です。言葉では説明しにくい感情を、多くの絵本が表してくれています。
お子さんと、様々な感情を共感してみてくださいね( ・∇・)
言葉の理解という土台の上に、感情のコントロールする力が乗っかってきますよ。
1.ぎゅっ
ほぼほぼ『ぎゅっ』という言葉しか出てきません。しかし、嬉しい『ぎゅっ』優しい『ぎゅっ』不安な『ぎゅっ』悲しい『ぎゅっ』…様々な『ぎゅっ』が詰まってます。
そして、『ぎゅっ』しかないからこそ、子どもたちがすごく絵本の中のおさるさんの表情と同じ表情をします。いろんな感情を楽しんでみてくださいね。
2.だめよ、デイビット!
いたずら大好きなデイビット。『ダメ!』の言葉にもめげません(笑)もう、子どもたちは大笑い(笑)きっと、ちょっと自分を重ねる所もあるのかもしれません。
そんなデイビットが、最後にちょっとやらかしてしまうと、絵本を見ている子どもたちも『あ…』と表情が固まります。
自分と誰かを重ね合わせるのは、高度な力です。絵本にはそれをしやすくする力があります。デジタルではなく、紙の絵本の方が、前に戻ってみたり、ゆっくりめくってみたりと、自分の感情を楽しむことがしやすいですよ。
3.もっちゃうもっちゃう もう もっちゃう
そのタイトル通り『もれちゃう~っっ』って絵本です。
トイレどこどこ?と焦っちゃう。
幼児さんなら、みんな気持ちが分かっちゃう絵本ですね(笑)ずっとあり得ない状況なのに、終始『あ~ヤバいヤバい』と、気持ちを共感する絵本です(笑)
人と、気持ちを分かち合える力は、とても高度な力です。絵本の中や、一緒に絵本を見る親子で、『ヤバイじゃん』『急げ~』などなど絵本を使って会話するのも、とっても素敵だと思います。こんな気持ちを共感しあえる体験をどれだけ詰めたか。それは、お友だちと友情を築いていく力です。
こどもにとって、とても大きな財産となっていますよ。
他にも、感情移入しやすい絵本はたくさんあります。ぜひ沢山の絵本に触れ、たくさんの感情に出会って欲しいな。と思います。
繰り返し読んでいるうちに、感情を表現することが上手になっていきますよ。
まずは、1冊のお気に入りの絵本を見つけ、繰り返し読むことから、始めてみてくださいね。