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大好き❤を伝える絵本と、読み聞かせで感想を求めてはいけない理由
バレンタインデーも近いので、
「大好き」を伝える絵本を紹介したいなぁ。と思います( *´艸`)
大好きを、正しく言葉と態度で伝えてもらった子は、やっぱり心が強い。
なかなか言葉や態度に出すのが苦手だというのもわかりますし、子どもの困った顔や、怒った顔が可愛くて、ついつい意地悪をしちゃう親心も、ちょっぴり分かりますが、
そういった愛情表現の中で育ってきた子どもたちは、残念ながら、それを本能的に愛情として受け取れておらず、
少し先の、集団生活に入ったときに、どうしてもお友だちとの関係性に困り事が出てくる子が多いと個人的に感じています。
愛情表現が苦手な方でも、絵本を通してなら、伝えられるはず(*´▽`)
繰り返し、大好きを伝えてあげてくださいね。
1.わたしたち
どんな生き物だったとしても、あなたと私は親子だったと思う。あなたが成長して親元を離れても、私はあなたを受け入れるよ。を、ふわっと描いてくれている絵本です。
2.あなたのことがだーいすき
なんで?なんで?が止まらない時期ありますよね(笑)
理屈を超えて、ただあなたが好きなのよ。
を、描いていると、私は感じている絵本です♬
3.あなたがだいすき
私は、
世の中には、たくさんの味方がいるのよ。ひとりじゃないよ。
を伝えている絵本だなぁ。と感じました。
絵本は、読む人や、その人の立場や年齢によって、感じるものや、気になることが違う所が、とっても面白いし、素敵だと思うのです。
同じ絵本を見ても、親と子どもでは、全く違うものを感じるかもしれません。
ただ、それを言語化できるのは、もっともっと先の話。
たくさん、いろんな種類の絵本に触れた先に、芽生えるかもしれないものです。
もしかしたら、全部「こわかった」と言うかもしれません。でもそれは、「ドキドキ」や「わくわく」、「はらはら」も、全部「こわい」と言語化している可能性もあります。
「絵本を読んだ後に、感想を大人から求めてはダメですよ。」と言われるのは、
まだまだ言語化できない【暖かいもの】や、【ふわふわしたもの】【わくわくしたもの】などを、勝手にラベリングしてしまうからだと思うのです。
感想を求めるより、
「そっか、これスキなんだね」
「また読もうね~」
「次は、どんな絵本読もうかね~」
とたくさん触れることに意識を持っていってあげて欲しいと思うのです。
お気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。