はじまりの詩
私は動き出した。
ペールブルーの空の下
空が夜の星空へ変わる時。
私はようやく目を覚ませた。
私を生きているのは私なのだと
自分で目を覚まさせた。
輝く星空の下、
私は無数の光を見た。
それは私を歓迎しているかのように
優しく包み込んだ。
柔らかい風が私を包む夜、
大丈夫、なにもかもうまくいっている。
そんな声が聞こえた。
この方角へ進むことに
手を差し伸べられている
そんな感じがした。
いってみよう、そう思った。
私はその方向に歩きはじめた。
月が見守ってくれている。
時より吹くつよい風の音は不安を煽るけれど、
今、この瞬間、私は大丈夫なのだ。
しっかり前に進んでいる。
たとえ進む速度が変化しようとも
私は大丈夫なのだ。
私が一歩進むたびに
みんなが微笑んで見守ってくれている。
そんな気がした。
私が創る私の詩。
時が迎えにきてくれた。
さぁ、私の詩を奏でよう。
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