猫は「276」通りの顔をする?-人間はどうなのか
皆さんこんにちは。Pinkです。Yahoo!ニュースでForbes JAPANの記事を読んでいると、「猫」についての記事がありました。
昨年7月末に、保護猫から生まれた「雄猫」を迎えた私は、最近「猫」という文字を見つけると、すぐに読んでしまう程、「猫」に夢中になっています。
「猫」のイメージ
「猫」と言うと、冷たくて淡々としたイメージを持たれやすいと言われているそうなのですが、実際に飼ってみるとそうでないことがわかるのではないかと思います。
私も、最初は同じように思っていたのですが、毎日一緒に過ごす中、よく見ていると、色々な表情をすることに気が付きました。
記事によると、研究者達は「猫」の何百もの表情を記録し、「猫」はこれまで考えられていたほど「淡々としていない」ことを発見したと言います。
また、何百もの表情でコミュニケーションをとれることが、新しい研究で明らかになったのだそうです。どのような研究が行われたのでしょうか。
「猫」についての研究
研究者達は、ロサンゼルスの猫カフェに住む50匹の猫を対象に、1年間かけて、合計276種類の表情を記録し、この研究は学術誌にも発表されたそうです。
また、この研究は、「ゴロゴロ」や「ニャーニャー」といった、簡単な鳴き声を上回り、ネコ科動物のコミュニケーション方法を深掘りした最初の研究のひとつとのことです。
これまでの発表によると、「猫」の表情に関係する研究は少なく、犬やチンパンジー、人の表情はよく研究されていて、人には44種類、犬には27種類、チンパンジーには、357種類もの表情があることが明らかになっているそうです。
今までの研究は、「猫」をペット化する経緯について、「猫」と人間の関係に注目しているものばかりだったとのことですが、今回は、猫カフェで猫同士の積極的な交流や表情を記録することが出来たとのことです。
それぞれの表情とは、下記の通りです。
唇を動かす
瞳孔の開きや縮み
瞬き
口元を丸める動作
鼻を舐める
耳を動かす
以上となります。その他にも、26種類の独自の顔の動きの内、およそ4種類を組み合わせたものだと言います。
ふざけ合う「猫達」
研究者達は、猫達がふざけ合っている中で、一組の子猫達が、遊んでいたのに急に喧嘩になってしまったことに気が付いたのですが、一匹は、逃げる前に不意に座りこみ、兄弟猫に「シャー」っと威嚇したそうです。
喧嘩ごっこをしているのを見て驚き、徐々に状勢が悪化して本当の攻撃的な喧嘩になったことにも驚いたと言っています。この過程では、表情の変化を見ることが出来るとのことです。
最初は、片方の猫の目は喧嘩になる前より、落ち着いた状態で、耳とひげが前に出ていたのが、徐々に状勢が悪化すると、その「猫」は耳とひげを後方に動かし、表情をすぐに変えたそうです。
録画を見直した結果、「攻撃的な表情」(37%)よりも「友好的な表情」(45%)の方が多く、18%はあやふやであったり、両方の部類に入るものであったということです。
また、研究者達によると、口角を引き、顎を落として笑うような表情、「共通の遊び顔」を含む多くの顔が、人、犬、猿を含む多くの種で似ていると言います。
最後に
猫達が、お互いに何を言っているのかを正確に知るためには、まだまだ多くの研究が必要とのことです。
しかし研究者達は、まずは、この研究が、飄々としているとよく言われる猫達が見せる多くの表情に、注目するきっかけとなるよう期待しているそうです。
私も、今後の研究に注目したいと思います。
以下、参考サイトになります。
⇩
今飼っている雄猫のことを書いた記事になります。よかったらあわせて読んでみて下さい!
⇩
こちらでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
⇩