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映画「恋におちて」の印象的なセリフ

皆さんこんにちは。Pinkです。前回「短歌」を10作まとめたものを「note」に投稿した際、支援員さんから「恋の歌が多いですね」と言われたこともあり、ふと思い出した恋愛映画があったので、紹介したいと思います。

それは、「恋におちて」です。調べてみると、1987年にフジテレビの「ゴールデン洋画劇場」で放送されたのを観たことが分かりました。

物語はフランク(ロバート・デ・ニーロ)とモリ―(メリル・ストリープ)の二人が、クリスマス・イヴの夕方、大型書店の出口でぶつかってしまい、お互いの荷物が入れ替わるところから始まります。

二人は既婚者ですが、それから色々なことがあり、惹かれ合い、恋におちてしまいます。

その当時「不倫」という言葉が世の中に浸透していたかはわかりませんが、今だと「ダブル不倫」と言われかねないと思います。しかし、この二人は少し違います。一線を越えることはなかったからです。

不倫」の定義は何かと問われたら、私には難しいのですが、一線を越えていないからといって、許されることではないと思います。二人のことを知った、フランクの奥さんであるアンが言ったセリフが印象的でした。

「何の関係(肉体関係)がない方がもっとひどい」

です。当時16歳だった私からすると、「何の関係もない方がもっとひどいってなんで?何もなかったからよくない?」と一緒に観ていた母と姉に聞きました。

母は「貴女にはまだわからないよね。本気で好きになったってことがひどいのよ。」と言われました。それでも私はわからないまま、セリフだけが頭に残りました。

このセリフは深いと私は思います。50代になった今では、アンの気持ちもわかります。母が言っていたように、アンはその恋が本物であることがわかったのです。皆さんはどう思いますか。

そう言えば、「恋におちて」を観たあと、しばらくこのセリフについて考えていたことを思い出しました。歳を重ねてわかることもあるんだなと思います。

もし機会があれば、来月はちょうど12月です。改めてまた観てみたいと思います。きっと、16歳の頃とは違う感想を持つことでしょう。

こちらでも記事をかいているので、よかったら読んでみて下さい!


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