福祉事業所『つばさの森』が独協大学と作ったマドレーヌが人気!2024年は4月〜9月に販売予定。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
障害を抱えている人たちが働く福祉事業所は、お菓子やお弁当など食べ物をよく作っています。
最近はまた商業施設の福祉事業所が集まるマルシェで、販売しているところが多いと聞きます。
この記事で紹介したいのが、埼玉県の福祉事業所です。
埼玉県草加市柿木町にある障害福祉サービス事業所『つばさの森』で製造・販売している手作りの焼き菓子に米粉を使用したマドレーヌが新しく加わり、好評を得ています。
今回は今年の販売は終わってしまいましたが、『つばさの森』で販売するマドレーヌを特集します。
『つばさの森』のマドレーヌ、開発秘話
『つばさの森』の製菓の商品開発など全般を任されている生活支援員の女性によりますと、埼玉県草加市内にある独協大学の高安健一ゼミの学生たちと2022年、新しい商品の開発でコラボしたのが始まりでした。独協大学の学生たちのアイデアを元に、貝殻の形をしたマドレーヌなどを完成させました。独協大学構内でマドレーヌは販売され「見た目も凄く可愛い」と大好評でした。
独協大学の学生たちとの新しい商品開発が刺激になり、暑い季節でも食べたくなるマドレーヌの新作に挑戦しました。製菓班のメンバーさんをメーンに試作を繰り返し、冷やすとより美味しさが際立つマドレーヌに仕上げました。マドレーヌの販売は2023年9月末で終了しましたが、2024年は4~9月の期間限定で予定しているとします。
新作のマドレーヌに米粉を選択したのは価格が安定していて、工賃に少しでも反映させたいとの想いがありました。生活支援員の女性は「学校の文化祭でお菓子を置かせて頂くなど、コロナ禍で途切れていた地域での交流が復活して来て嬉しく感じます」と今後に期待を込めました。
参考:試行錯誤の味 食べてみて 草加の障害福祉事業所 新作 米粉のマドレーヌ好評 東京新聞(2023年)
新作のマドレーヌのクリームチーズはイチゴ味とプレーン味の2種類で、価格はどちらも120円(税込)。
マドレーヌのお問い合わせは、『つばさの森』=電048-935-5678(平日のみ)まで。
私とマドレーヌ。
私が最初にマドレーヌの存在を知ったのは、小学生の頃の学校内の図書館で読んだ、[わかったさん]シリーズでした。
[わかったさん]シリーズは、そんなに凝ったお菓子は載っていなくて、小さい子向けの書籍だったので、子どもの私でも読みやすい内容で、夢中になって読んでいました。
[わかったさん]に登場するマドレーヌも、貝殻の形で、あの当時から、貝殻の形のマドレーヌが好きです。
今回紹介させて頂いた『つばさの森』のマドレーヌも貝殻の形で、やっぱり美味しそうだと思いました。
今年は販売が終了してしまったみたいですが、また来年販売予定らしいですし、今後もマドレーヌの販売を続けて欲しいなと思います。