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張り子ができるまで part2

前回に続いて
あかり舎の作品制作の様子を紹介します。

前回は3.下地塗りまで紹介ましたので
(1.紙張り → 2.型抜き → 3.下地 → 4.絵付け)
最終4.絵付けの様子を紹介いたします。

絵付け工程では
塗りを行う方と描きを行う方に
作業を分け進めています。

ベース色塗り。こちらは生成りっぽい白
肌色の輪郭を入れ

塗りを行う方は
ベース色、お顔の輪郭を入れていきます。

現在に至るまでに
色によって生じるムラや
輪郭はどのように肌色をいれるか
縁にできてしまう段差をどうするか
など細かな調整を繰り返してきました。


だるまのお腹に福を描き入れ
福を描く前は紙に試し書きをしてから描いてます

続いて、描きを行う方は
だるまのお腹に”福”をを描き
表情を描き入れ仕上げとなります。

”福”を描く際はそれぞれ
試し書きをしてから、想いを込めて
”福”の一文字を丁寧に描いています。

表情は色によって変えており
赤は髭をつけたお父さんだるま
白は柔らか表情のお母さんだるまと
なるように表情を描いております。

表情を描き仕上げ

最近では、
”福”の字をご縁の”縁”にとのご要望や
お店のロゴマークを入れて欲しいなど
ご要望もいただく機会も出てきました。

これからもあかり舎の作品が届いた先で
たくさんの福を呼び込む縁起物となるよう
日々想いを込め
制作メンバーと共に歩みを進めていきます。

古くて新しく愛らしい栃木県発の郷土玩具として、
皆さまのご愛好をよろしくお願い申し上げます。


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