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ぐるぐるまわる思考を止める方法

あーーーーーー、もうーーーーーーっ💦
考えても仕方がないって分かっているのに、なかなか心配事が頭からはなれない。

いっそのこと寝てしまおう!とベットに入ったのに、気を抜くとすぐに例のぐるぐるもやもやがひょっこり。
出てきた思考に支配されてもんもんとするうちに、いつの間にやら空が明るく‥‥‥😱

きっと、みなさんの多くが一度や二度はこんな経験をされたことがあるんじゃないかと思います。

私も、昔から悩みやすい性格で考えても仕方ないことで眠れぬ夜を過ごすことはザラでした。
特に恋愛なんかがからむと、妄想が妄想をよんで白昼夢状態。
周りの人からも心配される始末でした。

わかるわかると、思った同志のあなたに
今日は、そんなぐるぐる回る思考を簡単に止める方法をお伝えしようと思います。

思考は1分間で止められます

「過去や他人など変えられないものを変えようとしないでください」といった精神論は今回は言いません。

いつでもどこでも1分もあればできるお手軽なワークのご紹介です。

そのワークは
「目の前に見えるものを、1つ1つ指をさして言葉にしていく」
これだけです。


さあ、やってみましょう!

では、やり方を詳しく説明しますね。

・いらない思考がぐるぐる回りだす
         ↓
・その場にあるものを見渡してみる
         ↓
・目に入るものを1つずつゆっくり言葉で説明していく
 声が出せない場合は心の中で唱える
  例)白い壁、木の机、黒いテレビ、革の靴‥‥‥など
         ↓
・言葉にするときに、人差し指でそのものを差し示していく
         ↓
・心が落ちついたと感じるまで繰り返す


どうですか?
簡単ですよね。

このワークをおこなうと、だいたい1分くらいでいらない思考がストップして穏やかな気持ちになれるはずです。


なぜ思考が止まるのか

実は、このワークは、過去や未来にいっていた思考を今に戻すトレーニングなんです。

自分の思考や感覚を客観的に捉えていく観察瞑想の、ごくごく簡単なものといってもいいかもしれません。

悩みは、意識が過去や未来に行っている時におこります。

試しに、悩みをじっくり観察してみて下さい。
その中身は、過去の後悔や未来の不安ではないですか?

今この一瞬には悩みなんて存在しないんです。

だから、このワークで今に意識を持ってくることで、悩みから解放されるんです。


考えすぎてしまうことを、心理学では「反すう思考」といいます。
この反すう思考は、ハッピーなことにはあまり発動せず、後悔や、不安などネガティブなことに対して多く働きます。

これは、自分がコントロールできないものに対して抱く恐怖に対して、思考が安心感を得ようとして活発に動くという人間の習慣によるものなんです。

考えても仕方ないことをぐるぐると考えてしまうのは、人間の仕組み上仕方のないことだといえます。
ですから、考えすぎてしまう自分を責めないであげて下さい。


思考が過去や未来にさまよったら今に戻す。
その作業を淡々と繰り返していけば、今にいる感覚をつかみやすくなっていくはずです。

過去も未来も幻想です。現実は今にしかありません。

意識が囚われたと感じたら今に集中することで幻想から目醒めることができますよ


最後までお読みいただきありがとうございました。

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