おぢさんって自己肯定感に満ち溢れているよね
世の中のおぢさんはなんでこうも自己肯定感に溢れているのだろう。
わたしの上司は50歳未婚。
最近婚活を始めたらしい。
上司は以前書いたように若さ史上主義の人で、同世代女性との結婚は死んでも嫌らしい。
自分と同世代の女性なんて見た目も老いてるし、年齢を重ねてこじれてるだろ!って。
…それすっごくブーメランだと思いますが大丈夫ですか?
でもそんな彼、婚活ではわたしと同世代の29歳女性とメッセージをやりとりしているらしい。結構いい感じらしいが、なかなか会おうという話にならない。
だけどメッセージを重ねる中で、やっと今度デートすることになったと上司から聞いた。
どうやって口説き落としたんだろう…。でも、上司にも会えそうな人がいてよかったなと思っていた。
数日後、上司と食事に行ったタイミングで、デートはどうだったのか聞いてみた。
上司「いやそれがさ、前日に連絡きて会えなかったんだよね。彼女の職場の人がコロナの濃厚接触者になっちゃって、彼女がその人のシフトを埋めてるらしくて…」
あーそれはこのご時世だから使える、絶対的に覆せない最強のお断り理由だなあ。どうせ彼女は土壇場で会うのが嫌になったんだろう。上司もさすがに凹んでるかなあ。などと思っていると
上司「(代理で出勤してるとか)なんか職場の人に良いように使われちゃってる感じなんだよね。きっとお人好しなんだろうなあ」
ずっこけた。
相手を一切疑わない、まさか自分がリジェクトされたなんて微塵も思ってないこの感じ。
おぢさん自己肯定感高すぎ。
1ミリでも、俺に会うの嫌だったかな?とか考えないんかい。
そもそも、メッセージでいい感じだったって感触も、己の自己肯定フィルターを通して世界を見ているからそう感じただけでは?
わたしは超不安型人間なので、同じことをデート相手にされたら100%嫌われたと思い込んで二度と自分からは連絡をとれなくなるだろう。
そして直接会えたとしても、不安でよそよそしくなり、ギクシャクしてしまう。
わけてほしい。
おぢさんの自己肯定感。