1.17に思うこと。
阪神淡路大震災から28年。
今朝は娘と早起きして午前5時46分に黙祷をしました。
外はまだ真っ暗で、28年前のあの日も寒くて暗い空だったなと当時を思い出しました。
今日は小6の二女のオープンスクールがあり、授業で震災学習が行われました。
震災が発生し小学校が避難所になった時を想定し、
困っている方に自分たちが避難所運営側としてどう行動したらいいのか、先生が具体的な例を出し、班で話し合いや発表しながら意見共有しました。
『授乳が必要な方がいたらどの部屋へ案内するか』
『喘息の発作で咳き込む方がいたら』
『足腰が痛むと訴える方がいたら』
『学校でテント避難をしたい方がいたら』
『避難所にお弁当が15食だけ届いた場合はどうするか』
生徒たちは『授乳中は人の目があまりない場所で、おむつ交換できるようにトイレの近くがいいんじゃないかな?』とか『コロナもあって喘息でも咳き込むと不安な方もいるし、どこへ案内したらいいだろう。。』などと真剣に話し合っていました。
先生は、皆んなは4月から中学生になります。
自分だけではなくて、人の気持ちに寄り添って行動きるようになってほしいです。とおっしゃっていました。
助けてもらう立場ではなく、人の立場に立ちどうすればよいか一生懸命考える子どもたちの姿がとても頼もしく思えました。
今年東遊園地の追悼行事で灯籠がかたどった言葉は
『むすぶ』でした。
震災の記憶や想いを語り繋ぐこと、大切な命を守る為の準備をすること、いろんな状況を考え想像すること。
今日は未来を結ぶ一日にしたいと思います。