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見違えるようですねぇ

本日、退院してから初めての通院でした。
まだ退院してから二十日とちょっとしか経っていないんだなぁ。

入院したとき、私は主治医を変えてもらっている。
前の主治医の処方した薬で、アカシジアという副作用がひどくなり、入院するに至ったからだ。
そもそも、上からものを言うようなキツイ女の先生で、人間性が好きではなかった。すごく合わない、と思っていた。
精神科において、先生との相性が治療にもたらすものはとても大きいと考えているので、それをきっかけに変えてもらうことができて本当によかったと思う。

それで、入院してから主治医はおじいちゃん先生になったのです。
おじいちゃんて言いたくなる軽い雰囲気の先生、実は院長先生なんだけど。

入院してからのお付き合いなので、先生は私の入院姿しか見たことがなかった。つまり、どスッピンでメガネでパジャマよりちょっとマシな部屋着で、どこもキレイにしてない私しか見てなかったのだ。

そして今日、きちんと化粧してコンタクトにして服装も整えて行ったらば、「あら~見違えるようだねぇ」と第一声でいただいたのでした。

前に通院してた病院の先生も言っていたけれど、女性は特に身なりに元気の度合いが出るそうです。
自分自身を顧みてもそう思う。
調子の悪いときは朝起きてパジャマのまま化粧もしないで一日過ごしてしまったりするけれど、元気になるとメイクにも気合が入る。元々メイクするのが大好きなので、出掛ける用事がなくても化粧したくなる。

問診では、ずいぶん元気になったね、でももっと遊びなさい、と言われました。
仕事のことを話したら、もうちょっとお休みしようよ、仕事は元気になったらいくらでもできるじゃない、と。
そうだな、と素直に思ったので仕事探しはもう少し先送りすることにしました。

帰りに新しいネイルとマスカラを買ってきたので、ごきげんです。
明日もメイクするのが楽しみだ。

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