福山りんご

うつ病と不安障害を抱えています。 小中でいじめを受け不登校5年、大学を出て社会人になって早々うつに倒れる。 生きづらさと戦いながら生きています。

福山りんご

うつ病と不安障害を抱えています。 小中でいじめを受け不登校5年、大学を出て社会人になって早々うつに倒れる。 生きづらさと戦いながら生きています。

最近の記事

ぼんやり生きていこう

うつ病を抱えて生きていると、数年前、数か月前、過去の自分と今の自分が別な人のような感覚に陥ることがある。わりとよく、ある。 人は変わっていく生き物だし、だけどなにも成長できていない気がして焦るものだし。そんなことはとっくに分かっているのに、何度も同じ穴に落ちる。 今の私はね、なるべく正気にならないように、をテーマに生きている。 できるだけぼんやりと、すべてのものが輪郭を持たないように。 一個前の記事とは特に変わってないです。ていうか、あれ書いてから数か月経ってるの!?!?

    • なんであんなに元気だったんだろう

      お久しぶり。お久しぶりです。 久しぶりというか、これ以前のnoteを書いたときとは別人格のようになっている気がする。もうあの頃のことはあんまり覚えていない。 入院して、退院して、やたらハイになってた時期があったなぁ、とだけ、ぼんやりと思い出す。 なにも続けられていないし、相変わらず仕事もしていない。ただただ毎日を繰り返すだけ。なんで生きているんだろうとも思うし、今更死ぬのもめんどくさいなと思う。考えるのもめんどくさいのでとりあえず結論を後延ばしにして、明日の自分がどうにか

      • ジスキネジアという副作用

        ご無沙汰しております。 この数か月、欝々とした日々を過ごしていました。 今回は、その地獄のような日々のきっかけになった、遅発性(薬剤性)ジスキネジアという副作用についてのお話です。 私の場合は、アモキサンという古いタイプの抗うつ薬を服用した結果、口がもぐもぐと動いてしまう不随意運動が起きるジスキネジアになり、それを精神科の先生に訴え続けてきました。 最初にジスキネジアの症状に気付いたあと先生に相談し、それはジスキネジアですね、と認めてくださいました。それで3月半ばに原因

        • バイトがしたい

          病気が落ち着いたらちゃんと自分のこれまでと向き合ってそのために就労移行支援に通いたい、とか思っていたが、まともに生活していくためにはそうも言ってられなくなってきた。 入院費は親に借金して保険でおりた金でなんとか返したけれど、貯金がそろそろ心許なくなってきた。 当面、実家で生きていくにはなんとかなるが、好きなものを好きなときに買えない人生というのはそれなりにストレスだ。 とりあえず、バイトがしたい。 自分のペースである程度シフトの自由のきくバイトがしたい。 先生に次回の

          祖母を亡くした日のこと

          先日、祖母の百ヵ日の法要だった。 あっというまだったような、長かったような、でもまだあの老人ホームに行ったらそこにいるんじゃないかと思ってしまうような、そんな気持ちでいる。 祖母が亡くなったのは、私が入院して数日経った日だった。 いよいよ危ないとなって、病院の外出許可を得て会いに行った。 数ヵ月前から、もう私の顔を見てもほとんど名前を思い出せなくなってしまったおばあちゃん。 もう呼吸することが精一杯になった祖母を見て、病院に戻ってからショックで倒れて背中を打った。 その日

          祖母を亡くした日のこと

          私は走る

          ジムに通いはじめた。 やっと元気になり、もて余しているので、通う場所が欲しかった。 体も動かしたかったし、ダイエットもしたいし、体力もつけたいし、ジムなんかどうかな、と見学に行き、その場で入会を決めた。 実は入院する少し前まで、体調を崩してやめるまでジムに行っていた。 ストイックに筋トレをするわけではないが、走ったり、スタジオでヨガやズンバをやったり、なんだかやりがいがあって楽しかった。 ジムならば週何回でも好きなように通えるし、定期的に決まった場所に通うのは仕事をする

          久しぶりに爆発してしまった

          退院して1か月と少しが経ちました。 割と穏やかにキレることもなく過ごしていましたが、ちょっとしたことで爆発してしまいました。 きっかけは、ハローワークに行こうとしたこと。 やっている時間を調べ、身支度を整え、履歴書を印刷し、荷物を整理して、行こうと思った。思ったのに、そこから動けなくなってしまった。 なんでかは分からない。行くのが怖い。 ドアを開けられない。玄関に立ち尽くして、そして爆発した。 でも暢気なふりをして今まで過ごしてきていても、その間に溜まっていた焦りなんかが

          久しぶりに爆発してしまった

          自分を大切にするということ

          メイクが楽しい。ネイルが楽しい。 好きな入浴剤を入れたお風呂に入って、あがったあとにフェイスケアしている時間も楽しい。 ごはんがおいしい。 自分のためにおいしいごはんを作るのも、楽しい。 自分をかわいがれるようになってきた、と思う。 体調が優れないと、それらはただの作業になる。 朝起きて、歯磨きと顔を洗うのがやっとで着替えることができない。 お風呂にはいるのもめんどうで、湯船に浸かるだけで、髪も体も洗わずに済ませてしまうこともある。 食事も味がしなくなる。命を維持す

          自分を大切にするということ

          世界がぼやけて見える

          私は、子供の頃から目が悪かった。 近視で小学2年生にはメガネをかけていた。 今は子供用メガネもずいぶんお洒落になったようだけど、当時は銀縁でレンズがやたらでかい丸メガネしかなくて、私はそれがとても嫌だったし、メガネ、メガネ、とずいぶんいじめられた。 まだメガネはかなり高価で、2万円くらいしたと思う。子供にとってはとんでもない金額のものだったので、壊しやしないか、なくしやしないか、いつもびくびくしていた。 中学生くらいになると、授業中だけメガネをかける子が出てきた

          世界がぼやけて見える

          コーヒーを淹れるのが好きだ

          コーヒーが好きです。 カフェに行くのも好きだけど、家で豆からミルで挽いて淹れるのも楽しい。 豆について詳しくはないです。 ざっくりとした知識しかないので、こだわらないのがこだわり。 ジュピターコーヒーでおすすめを買ったり、カルディで季節ものを買ってみたり、たまたま入ったカフェで豆が売ってたら買ってみたり、豆選びはなんとなく。 お湯を沸かしながらミルをゴリゴリ回していると、なんだか丁寧な暮らしをしている気分が味わえて気持ちがいい。 時間のないときはイン

          コーヒーを淹れるのが好きだ

          暗闇で目薬

          タイトル通り、暗闇で目薬、させますか? やってみてください。これがまたむずかしいんですよ。 簡単そうなのに、なかなか目の中に入ってくれません。 これって私だけでしょうか? さて今、そんな手探り状態です。 体力がないんです。2ヶ月の入院、ほとんどベッドの上で過ごした影響は大きいみたい。ちょっとしたお買い物なんかすると、楽しいんだけどすぐ疲れちゃうんですね。 でも、ぼちぼちやっていくしかないんだなぁと思っています。 仕事は少し後回しにしよう、と決意できたことは大きくて、焦ら

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          なかったことにしないで

          今日は悔しいことがあった。 私は私なりに真面目に取り組んだ結果、相手の思う通りの成果を出せなかった。 それを、手を抜いている、と言われてしまった。 私が結果を出せなかったのが悪い。 それは大前提として分かっている。 でも、頑張ったことをなかったことにされてしまったのが悲しかった。 頑張ったのに、きちんとできなかった。 情けないけど私は真面目にやった。 でもそれでできたものは、相手から見れば手を抜いて作ったレベルのものでしかなかったんだろう。 相手が思うレベルのものを

          なかったことにしないで

          見違えるようですねぇ

          本日、退院してから初めての通院でした。 まだ退院してから二十日とちょっとしか経っていないんだなぁ。 入院したとき、私は主治医を変えてもらっている。 前の主治医の処方した薬で、アカシジアという副作用がひどくなり、入院するに至ったからだ。 そもそも、上からものを言うようなキツイ女の先生で、人間性が好きではなかった。すごく合わない、と思っていた。 精神科において、先生との相性が治療にもたらすものはとても大きいと考えているので、それをきっかけに変えてもらうことができて本当によかった

          見違えるようですねぇ

          痛みのない喜び

          痛くない。 どこも痛くない。 この1年、いつもどこか具合が悪かった。 頭が酷く痛んだり、目の奥がじくじくしていたり、胃がキリキリしていたり、首のこりがひどくて鍼灸に通ったり、とにかくどこかが痛かった。 そのせいでぐっすり眠れることもなかなかなかった。 退院してから、どこも痛くないのだ。 肩がこるなぁとか、口内炎ができるなぁ、とか小さな不具合はあるけれど、今までの辛さに比べたらとにかく体が楽なのだ。 眠るのも、強めの眠剤の力を借りてはいるものの、すっと眠れてぐっすり寝ら

          痛みのない喜び

          なかったことにされても、なかったことにはならない

          踏みにじられた記憶は、忘れようと思っても、何年経っても、なかったことにはなりません。 それは呪いのように、腐った傷のように、いつまでも踏みにじられた人の悔しさとなって残ります。 許そう、なんて思わなくていい。 とぐろを巻いた蛇に締め付けられているような苦しさから逃れられないのに、許してなんかやらない。 あなたの隣にいませんか? あなたの気持ちを、心を、踏みにじった人が。 平然とした顔をして生きていませんか? その隣であなたは笑えていますか。 逃げたほうがいい。離れたほう

          なかったことにされても、なかったことにはならない

          どうやって生きていこうか

          今、私は無職だ。 精神科の病棟から退院して約20日。 これからどうしようか、考え始めている。 無職も今に始まったことではない。 去年の3月から1年弱、ほとんど働けていなかった。 ほとんど、というのは、夏に少しだけSNS監視のアルバイトをしたことと、クラウドでライティングのお仕事を続けているからだ。 クラウドワークスで簡単なライティングやリライトなどの仕事を頂き、体調と相談しながら無理のないように進めて、お小遣い程度の金額ではあるがほんのりと稼いでいる。

          どうやって生きていこうか