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素晴らしき鏡の世界【詩】(後書きあり)

ガシャンと鏡が割れた
月の光が差したころ

大切に見えていた自分の姿に
別れを告げられた
それは実は自分の中の魔女だったんだから
本当の在りたい自分は
凄いものとか
ではなく
愛のあるものが好きと
気がついて
微笑んだ瞳が大切になった
自分以外の対象へ向けた瞳が…

鏡は壊れてしまったけど
生まれ変われることが許されているのなら
鏡の中にやさしい気持ちを注ぎたい
それを見て
自分が喜ぶんじゃなくて
周りの人たちに喜びをあげたくて
そのみんなの笑顔が
自分の鏡だと知ったから…



〜後書きです。〜
小学校1年生の頃、国語の時間に「鏡」というタイトルで詩を書きました。何を書こうか迷って迷った挙げ句、書いていたものを全てクリアにして、心にあった思いに焦点を当てたら、スッと詩が生まれました。

「鏡に向かい、色んな顔をしてみる。笑顔や怒った顔。妹に怒る時、こんな顔なのかなぁ?」

という内容だったと記憶しています。

同じ「鏡」という題材の詩を今日書けて、人生歩んで来たから生むことの出来た詩があり、年齢が違うそれぞれの自分が書いたものは、内容が違っていて、傷ついたり(自分のせいで)、嘆いたり、辛いことも経験をさせてもらえたからこそ、年齢による違いや味のようなものがあり、人生を生きるって、なんだか感慨深いです。

人生を生き進むごとに、詩えるものごとがある。詩はその歴史や成長の跡。詩を、文章を書くことが好きで泣いてしまった今日の自分を、このnoteに記録するように包んでリボンをかけてあげたいです。

お読みくださりありがとうございます♡

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