「いい度胸だな」は、褒め言葉か否か。
最近、自分の仕事に対する成長スピードに焦りを覚えていて、このままではまずいのではと思い、少々強引ながらも無理矢理、経験の無い仕事を覚えていくようにしている。
今日も、先輩がやっていた仕事に、勇気を出して
「試食分だけ私がやってみてもいいですか」
と、声を掛けた。
そしたら、それ+別の仕事を教えていただくことが出来た。
上司が指示するスピードだと、遅い。
結果的に評価が下がって後悔するのは自分だ。
「練習して、出来るようになってから」って思っていた。
でも、やらなきゃ技術は付いてこない。
なら、技術不十分でも、とりあえずやってみればいいのではないか。
全くの0だったら話は違うけど、少なくとも50%くらいは出来ているのなら、まぁ、そこから試行錯誤すれば、なんとか商品にはなる。
話の規模が大きくなるが、世の中に何か新しいものを発表する時は、スピードが大事らしい。
今まで多くの発明や、驚くような新商品が発表されてきた。第一発明者って、今でも名前が知れている。
例えば、エジソンとか、野口英世さんとか、ピタゴラスとか、ニュートンとか。
でも、その人より前に実は発見していて、でも、完璧になってから出そうと思っていた人物って意外といるらしい。私が先に発明してたのに、って、涙を飲んできた人たちって、歴史上かなりいるのではないか。
2番目に発表した人って、全然わからない。
話が別方向に飛んだが、要は何が言いたいかというと、
不完全でもいいから、どんどんやっていった方がいいということ。
今、昼休憩の時間でこの記事を書いているのだが、
休憩に行く前、上司に「ずっと練習してきたあの技術、見てもらってもいいですか」と、確認した。
返ってきた返事は
「いい度胸だな」
私は全くそんなこと思ってなかったけど、
言われてみれば、私の上の、上の、そのまた上の先輩も取得していない技術だ。
そりゃ、そんな返事が来てもおかしくない。
いや、大丈夫。練習してきてそれなりに自信はついてきた。まだ70%くらいだから、商品には出来ないけど、それくらいでも、たいしたものだと思われるくらい難しい技術。
問題は、それをここ3日ほどやっていないということ。
後で見せてくれと言われたから、頑張ってくる。