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就活について

大学生を悩ませる就活問題。私も去年就活をした。業界は金融系とメーカー経理の大手を中心に受けた。
12月から始めていくつかインターン(ほぼ1日のもの)と説明会に参加し、3月のESラッシュを乗り越え、4月上旬には最初の内定を頂いた。
20社ほど出した書類はほぼ通り、5社選考を進めている段階で3社内定を頂いたため、その時点で就活を終えた。

かなり順調に就活を終えることができたため、意識していた4点を書こうと思う。一応述べておくが、私は東京一工や早慶ではないし、TOEICもアピールポイントになるほどの点数が取れなかったので受けていないことにしていた。

①無理にできる感を出さない、分からないことは素直に分からないと言う
新入社員に高い能力を求めている会社は多くなく、基本的に新卒に求めているのはポテンシャルだ。だから、素直に話を聞くことが大切だと思う。
②自分の人柄を出す
緊張すると取り繕ってしまうことが多いと思うが、そういうのは相手にも伝わってしまう。1つ目ともリンクするが、面接官は一緒に働きたいと思う人材を選んでいる。自然体でいることが重要。緊張しないために私がやっていたのは、直前までお笑いのラジオを聴くということだ。笑っていると緊張もほぐれるのでオススメだ。
③想定される質問への答え、それを裏付けるエピソードや資格を持っておく
これは当たり前のことだが、重要なので一応書いた。私が順調に就活を終えることができた理由として、日商簿記1級、公認会計士短答式試験合格という資格があったことが最も大きかったと感じる。ただし、むやみに資格があればいいわけではない。自分の描くキャリアプランであったり、強みを裏付けるようなものでなければ意味がない。裏を返せば資格がある人はそれを活かせる業種を選ぶべしということ。それから説得力を持って話せるようなエピソードがあれば資格すら必要ない。
④2、3軸から志望理由を書く
自分が学んできたことを活かしたいから、とか社会に貢献したいから、とかとりあえずザックリで良いので2、3軸から志望理由を考えておくことが大切だ。なぜ1つではダメかというと、1つの志望理由だとその業界全体に当てはまってしまうことが多く、なぜこの会社なのかと聞かれた場合に詰まってしまうからだ。2、3軸用意しておけば、だからこの業界の中でうちの会社を志望しているのね、と納得してもらいやすい。
〈追記〉
ザックリでいいというのは、始めから隙のない志望理由にしてしまうとより細かい質問をされてしまいやすいためだ(ただしこれは面接の話で、ESはある程度具体性を持たせることが重要)。そうすると突飛な質問をされてしまう可能性もある。あえてザックリさせておくことで、面接官は具体的なエピソードを聞いてくるはずなので、そこで掘り下げて話せば良い。つまり言い方は悪いがそのような質問が来るように「誘導」して自分の面接の型に持っていくことができる。

あまり実用的なnoteを書くつもりはなかったのだが、今年も就活の時期になってきたので、備忘録として書いておくことにした。

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