モノ作りの楽しさはクセになる
パソコン教室に来られている淑子さんは、84歳のご婦人。
今回、彼女の2冊目となる俳句集が完成した。
彼女は俳句教室にも通っていて、先生からお墨付きをもらった俳句を、パソコン教室でワードに入力している。
ローマ字変換表を見ながら、ゆっくりゆっくりキーボードを叩く。
約2時間で4つの俳句が入力できれば、
「今日は頑張った!」と笑顔。
いくつになっても学ぶことが楽しいと言う彼女。
素敵な人生だなと思う。
去年の夏、50句入力できたところで、
「せっかくだし、印刷して1冊の俳句集にしましょうか?」
と提案したところ、「先生、そんなことできるの?」と。
ふほほほほほ。
アタクシを誰だと思っているのかしら~? 笑
表紙のデザインをいくつか作ってご提案。
選ぶのも楽しそう♪
表紙が決まったら、本文1ページに2句がバランスよく収まるように調整し、ノンブルを振り、奥付(本の最終ページ)を作る。
特厚(0.15mm)のコピー用紙を用意して、我が家のプリンターで両面印刷。A5サイズ。ホチキスで右綴じしたら、製本テープを貼って完成!
手作りというのもまた、味があって良い。
作っている間は彼女の喜ぶ顔をずっと思い描いていて、自分も自然と笑顔になっている。
これだから、モノ作りって楽しい。
最初2冊作って渡したら追加注文をいただき(笑)、プラス4冊製本。今回は最初から6冊製本してお渡しした。
大切なお友達にプレゼントできて、大満足のご様子。
俳句の先生に見せたら、すごいすごい!と褒められたそう。
自分で書いたものが形になるのって、ホント嬉しいんだよね。
初めて自分の小説が出版された時は、
嬉しくて枕元に3冊並べて寝たもの(*゚艸゚*)ププ
今年は短編集を1冊、絵本を1冊、作りたいと思っている。
この楽しさは、クセになる。(笑)
短編集、次は「4」
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