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ママでもまだまだスタートできる

大学を卒業して学校の先生になった。

「中学校の先生になって部活を指導したい」
「小学校の先生になって音楽を教えたい」
「知的障害のある子どもたちと一緒に学びたい」

色々変わったことはあったけれど、
中学生の時からなりたかった学校の先生になった。

昔の私は『学校の先生になる』がゴールだった。


先生になった私は大好きな人と結婚することに。

相手は転勤族。
悩みつつも私は学校の先生を辞めた。

20代の私は『結婚をする』がゴールだった。


結婚をして初めて地元を出た。
知らない土地でひょんなことからアパレル業をはじめた。
新しい出会いがあって、とても新鮮だった。

でも、なかなか子どもができなかった。

結婚した私は『子どもができる』がゴールだった。


転勤で実家のある地方に戻ることができて
新しい店舗で働きはじめた。

しばらくして念願の赤ちゃんがお腹にやってきた。

妊娠した私は『無事に出産する』がゴールだった。


悪阻もひどかったが、
無事に産休まで働くことができ、
元気な赤ちゃんを出産することができた。

次のゴールは…?


毎日子育てに追われ、1分1秒が精一杯。
夜、ベッドに入って、
今日もあっという間に1日が過ぎたな、
と思う日々が続いていた。


ふと、私は今どこへ向かっているんだろうと考えた。


夢を叶えて先生になり、
大好きな人と結婚して子どもも産んだ。

私が思い描いていたゴールをすべて通過していた。

とても幸せなことだと思う。


でも、
就職して、結婚して、出産したら、
そこで終わりなの?



そんなことを考えていると、
仲の良かった友達が、
子育てをしながらフォトグラファーになった。


そうか、終わりじゃない。
まだまだスタートじゃないか。


転勤族という縛りのなか、
私ができること、やりたいことは一体なんなのか。

友人に背中を押されたこともあり、
WEBライターをはじめた。


今の私の目標は、

パンシェルジュ検定を受ける
グルメライターになる
キャンプやアウトドアのライターになる
カメラの勉強をする
ピアノをまた弾きはじめる

ゴールではなく目標。


結婚したから
出産したから
子育てがあるから
転勤があるから
30歳を過ぎてるから

そんなの関係ない。
自分に気持ちがあるかどうかだ。


私はまだまだスタートできる。


#思い込みが変わったこと

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