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くまた4歳 お寿司になる

どんな遊びをするのかな(ばあばの楽しみ)

私の職場の若い同僚は男の子のママが多い。孫が産まれる前に、同僚から子どもの遊びについて、
「ある時期まで、車と虫だったけど、今は虫一筋になった」
「小さい時から、泣いていても電車を見せたら泣き止んだ」
「クレヨンが好きで、よく絵を描いている」
という話を聞いて、孫のくまたがどんな遊びをするのかとても楽しみだった。
こどもの好きな遊びのジャンルは色々ある。
車、虫、怪獣、戦隊もの、電車、ままごと…。自分の子どもは3人とも女の子だったので、男の子がどんな遊びをするのかも興味があった。

ままごとが好きなくまた

くまたは1歳になるころからままごとが好きで、おもちゃの食べ物を並べたり、お皿に入れてパパやママに持っていく遊びをよくしていた。
いつからか、食べ物の中でもおすしだけを取り出して遊ぶことが増えてきた。食べ物としてのお寿司は、両親と一緒にいく回転寿司で玉子とかっぱ巻きを食べるだけだったので、食べ物として特別好きというわけでななさそうだった。
しかし、「巻きす」という言葉を2歳になる前から知っていて、ままごとをする時には、台所から「巻きすとってくる~」と言っていた。


「おかあさんといっしょ」の力は偉大だ!

大好きなテレビ番組『おかあさんといっしょ』で流れた「おすしのピクニック」「のりまきペラパリおんど」という歌が、歌いながら踊るのが大好きなくまたのおすし好きを加速させた。

家族も、おすし好きのくまたのために、おすしのおもちゃや本を買ってやった。
 ・「おすしのずかん」
 ・「おすしがすきすぎて」
 ・「どすこいすしずもう」シリーズ
おかげで、毎日何回も読んでいる私も、お寿司の種類をたくさん覚えた(笑)
ママは、くまたの好きなお寿司の玉子をフェルトで作った。くまたは、毎日体に巻いて遊び、寝る時も背負って寝た。

ママのお腹の中に弟のとらたがいた時も、勝手に「おすし君」と名付けてかわいがっていた。

折り紙とブロックもお絵描きも全部お寿司(笑)

くまたは折り紙を切ったり、ブロックで何かを作るのも好きだが、作るものはいつもお寿司。

えび


あなご
お絵描きもおすし
家族みんなで、折り紙でおすしを作る
ブロックで作ったお寿司。「たんたん麺」という言葉を覚えた直後だったので、
お寿司の名前にも「たんたん」がついている

そして、お寿司になった

くまたを連れて、木のおもちゃがいっぱい置いてある遊び場に行った。
楽しそうにカウンターに立って、お店やさんごっこをしていたと思ったら、
急に床にひっついて動かなくなってしまった。

くまたは外でおしっこができないので、おしっこを我慢しすぎて辛くなっているのかと思って声をかけたが、顔を見るとニコニコしている。

しばらく、そのまま見ていたら、「あーえび、面白かった!!」

えっ!! えび?
えびのお寿司になってたの?ほんとだ、えびの甲みたいだ!

えびのお寿司になって、うっとり

自分自身がエビのおすしになってしまうくらいお寿司が好きなんだね!

好きなものになってしまうって、大人になってからは考えもしないけど、楽しそうだなぁー。

そしてこの後、くまたの「すきなものに自分がなってしまう」シリーズ第2弾がはじまったのだった。



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