うつを防ぐ2冊の自作手帳
手帳を自作する理由
・自分でうまく休めない(頼まれるとどんどん予定をいれてしまう)
・自分の予定以外に家族の予定に翻弄(笑)されやすい
・急な予定変更で精神的ダメージを受けやすい
・思考が多動な為、気づいたことを全部していて疲れてしまう
という理由で、今までに3回うつになった。ずっと頑張ってきた市民活動をやめることになったり、仕事を退職することになった。とてもしんどかった。
2度とあの辛さは味わいたくなくて、自分研究をして、自分の力だけではコントロールできない部分を、手帳が補ってくれることに気づき、市販の手帳や自作リフィルで工夫してきて、かなり気持ちよく生活できるようになった。
生活が変わって、手帳の内容も変えたくなった
9月までは、日々のto doを管理したり、その日の気持ちを書いたり、ライフログをつけるために、ジブン手帳DAYs miniを使っていた。
ジブン手帳は紙もとっても書きやすいし、印刷の色や時間のめもりの配置の仕方もとても気に入っていた。
しかし、仕事を始めて、以前より時間の制約ができて、予定していたことがその日のうちにできなくて、別の日にタスクを移動することが多くなり、1日1ページのDAYs miniでは、書き換えるのが大変になってきた。
以前使っていたジブン手帳の週間バーチカルに替えることも考えたのだが、時系列でのスケジュール管理は、もう一冊のシステム手帳でしているので、時系列バーチカルである必要なない。
そして、毎月の予定を書いていたA42枚のすることリストも、週間の「したいこと」を記入する手帳と一緒にできないかと思った。
手帳や生活の工夫に関する本を色々読んで、上と下が分かれていて、それぞれをめくることができる「ダブルリングノート」というのを発見。市販のものが私の求めているものとは少し違ったので、B5のルーズリーフにプリントアウトして作った。「したいこと手帳」と名付けた。
それがこれである↓
私の場合、月間のスケジュール管理は別の手帳でしているので、
①週ごとでto doを書くことができる下段
(ウオーキング、テレビ体操をした時
ははんこで記録)
(手紙やメールは、一番下の段に記入)
②月ごとのしたいこと・することリスト上段左
③月のカレンダーで、ラインマーカーで仕事・四国にいる日を色分け
(このカレンダーは、noteや懸賞に投稿したときの記録メモも兼ねる)
の3つの部分がある。
四国に行くときの重量制限も考えて、キャンパス薄型バインダーに挟んだ。
タスクの移動が簡単になり、1週間単位で考えられるようになったので、気が楽になった。常に上段に「月のしたいことリスト」を表示しているので、ちょっと時間がある時に、「どれかしてみようかなー」と気軽に少しだけやり始めることができるようになった。「するべき手帳」が「したいこと手帳」に変わってきた!
そして、もう一冊、頭のもやもやをすっきりさせて、心の疲労を減らすために作った手帳がある。
リフィルを自作しているスケジュール管理手帳
もう10年以上使っている、私の生活にはなくてはならない手帳だ。
管理栄養士として多忙な日々を送っていた友人がノートに手書きしていたスケジュール帳を真似て作った。
このリフィルの特徴は、
・月全体の予定を一目で見ることができる。
・毎日の予定は時系列で書くことができる。
・一日のスペースが狭いので、予定を入れすぎない。
・家族(夫、独立した3人の娘、近くに住んでいる母)の予定も書き込める。
・楽しいことは緑色、仕事はピンク、孫関連は青、しなくてはいけないことは赤…と色を決めて囲っているので、仕事やしなくてはいけないことが続きすぎないようにできる。
・ページの右端の備考欄には、未確定なことや、自分は参加しない行事なども書ける
・フリクションのペンで書いているので、変更も簡単にできる
・「したいこと手帳」とセットに使うことで、自分の行動に道筋や枠組みが出来て、外的なことに影響されがちな私も安心して生活できる
手帳のある暮らし
家にいる時は自分の机の上にいつも、この2冊を広げている。
苦手なこと(手続きや、パソコンの不調など)も、「したいこと手帳」の月間予定のところにまず書いて、週の中に書き込むことで、前よりもスムーズにとりかかれるようになった。
9月から「したいこと手帳」を色々模索して、やっと私にぴったりの形が見つかった。
自分の思考を整理し、予定を適度に入れて、家族のことも自分のことも大切に出来て、仕事と楽しみの両方をバランスよくすることができるように助けてくれるこの2冊の手帳で、来年は過ごしてみたいと思う。