気色の悪い創作はやめろ
気色の悪い創作はやめろ。
自戒である。何度も読め。
自身の生み出した創作物に陶酔するのはまだ良い事だ。しかし、自己陶酔的に判別を下すことをやめろ。
物を知らぬ人だ。
判ることは少なく、罷ることのない奴だ。
芸術の花浮かべたる小川の流れの起伏を知らない。
花筏も知らないような人間と言葉を交わして楽しいか?
舞台芸術には触れている。
しかし、詩がなんたるかは学んだのか。
いつまでその貯金は下ろせるのか。
聞こえのいいリズム感に誤魔化しに、コレがうちの看板商品ですよとでも言いたげに、にやけた面を引っさげて、そんな物をいつまで適用するつもりか。
往々にして漠然と、ただただと経過する物だ。
遅いのだよ。対応が。
芸術の必要性、糾弾、大衆性を乗り越えて表現したいものはあるのか。
着飾る詩作はもう要らない。
個人的な一過性のものなのか。
みうらじゅんの言うところのマイブームなのか。
言葉に踊らされるなよ詩人が。
思うより真剣にやれ。
思うより量を見、書け。
戯れに進むものかね筆は。
気色の悪い創作はやめろ。
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