受け継がれる日本舞踊の技術と作法
私は幼稚園の頃から日本舞踊を習っておりました。
日本舞踊を受け継ぎ、おこなう人はあまり多くないので、あまりご存知ない方が多いのではないでしょうか?
今の時代、日本人の方より外国の方のほうが日本の文化に興味があるような気がしますよね。
そこで、私が幼い頃から習った日本舞踊について皆様に知ってもらおうと思います。
まず、日本舞踊とは日本の伝統的な踊りの一種であり、日本の伝統的なダンスである舞と踊を合わせたものの事を指します。
また、最近では日本舞踊の国際化に伴い欧米諸国やアジアにも Nihombuyo といった呼称が定着しつつあります。
私は日本舞踊を始めて先生に最初に習ったのは、礼儀作法と着物やはかまのたたみ方でした。
特に礼儀作法は徹底的に教え込まれました。
次に教えられたのは足さばきです。
ただ板目に沿って歩くのではなく、日本舞踊はすり足やあゆみ足を駆使して歩く、というのが基本になってくるからです。
その次に習ったのは扇子を扱う技術です。
日本舞踊ではいろいろな曲や歌のリズムと共に踊るのが基本なので、いろいろな扇子を扱う技術が基本になってきます。
このようなことを幼い頃から毎日4時間以上は練習してきました。
私に日本舞踊を教えてくれた先生はその業界の中ではとても有名な方です。
そのような方がなぜ私なんかに真剣に教えてくれるのか疑問に感じ、聞いてみたところ、
〔今日本舞踊をする人は減ってきていて、日本舞踊という文化を無くさないためにも、私たちが後輩達に日本舞踊の技術を受け継がなければいけないからね〕
と言ってもらい、とても感銘を受けました。
これからも先代の方達が繋いでくれた日本舞踊という文化を次は私たちがつないでいかなくてはならないと感じました。