商標登録をかわしてみよう
最近はゆっくり茶番劇の商標登録が話題になりました。
商標登録とは、特許庁に登録すると「これは私のものです」と言えるということです。なので他の人は勝手に使わないでということです。
ゆっくり茶番劇問題は作った人じゃない人が商標登録したということで話題になったわけですが。
それはさておきます。
著作権みたいな感じで、商標登録したものは勝手に使うなということなのですが。
一般的に使っている言葉も実は商標登録されてるものだったということも多々あります。
要するに気付かずに使っているということです。
『宅急便』はクロネコヤマトの商標登録です。
一般的には宅配便なのです。
『ウォシュレット』はTOTOの商標登録です。
一般的には温水洗浄便座なのです。
なので「俺、トイレするとき、もう温水洗浄便座じゃなきゃできない体になっちまった」
と言う必要はありません。
言うだけならウォシュレットでいいと思います。
もし、商品を出す場合はウォシュレットという言葉を使うと問題があるということです。
ただ商品で温水洗浄便座と言われても違和感です。
英語禁止のゲームをやってるのかなと思ってしまいます。
はんこのシヤチハタもシヤチハタ㈱の商品名らしいです。
シヤチハタ以外何て言えばいいのでしょう?
インク浸透印です。
オセロもメガハウスの商品名です。
一般名称はリバーシです。
タッパーも米国のタッパーウェア社の商品名です。
一般名称はプラスチック製密閉容器です。
このように思わず言ってしまいそうな商標登録した言葉が多々あります。
先ほども言った通り言う分には問題ありませんが、しかしこのご時世、何がどうなるかわかりません。
なので。
宅配便で来たのでインク浸透印で受け取り、温水洗浄便座に座って開けたらリバーシが入っていたので、プラスチック製密閉容器で保存した。
こう言えば、伝わりしませんが文句を言われることは決してありません。