アインシュタインとジョブズは逆のことを言っている
偉人の言葉というものがあります。
それは偉大な人たちの言葉ですが、所詮、人それぞれです。
全く逆のことを言っていることもあります。
アルベルト・アインシュタイン
理論物理学者であり、相対性理論を提唱した20世紀最大の科学者。ノーベル物理学賞を受賞しました。その人の言葉です。
●「誰かのために生きてこそ、人生には価値がある」
スティーブ・ジョブズ
Appleの共同創業者であり、iPhoneやMacなどの革新的な製品を生み出した実業家。その人の言葉です。
●「終着点は死だ。だから、他人の期待に応えるために生きるのはやめよう」
アインシュタインは人のため、ジョブズは自分のためと言っています。
全く逆のことを言っています。
僕が思うのは、言葉を目指すならアインシュタインの言葉を信じた方がいいでしょう。
この世の中の価値は人が決めることです。
なので人のために生きる方が成功しやすいでしょう。
一方、ジョブズの言葉は共感を得ると思いますが、やはり価値は他人が決めるものであるため、ジョブズの考え方は危ういです。
結局、自分を貫いても他人のためにならないと意味がない世の中だから。
ジョブズの良かったのは、自分のためにやったことが、たまたま人のためになったということです。要するに結果、アインシュタインと同じになったということです。
もし、ジョブズが成功していなくても、「終着点は死だ。だから、他人の期待に応えるために生きるのはやめよう」と言ったでしょうか?
成功したから「終着点は死だ。だから、他人の期待に応えるために生きるのはやめよう」と自信満々に言えたかもしれません。
今の世の中的には、アインシュタインの言葉を目指した方がいいでしょう。
しかし僕はジョブズの言葉派です。
あまり人のためにやろうという気になれない。
なので、自分のためと人のためが合致することが一番良いことだと思います。
「他人の期待に応えるために生きるのをやめてなお、誰かのために生きれるのが最強」
スティーブ・アインシュタイン
こんな偉人いなかったですか?