利き耳
人には利き手、利き足、利き目がありますが、利き耳はあるのでしょうか?
結論は利き耳はあります。
それぞれの「利き」について。
利き手: これは最もよく知られているもので、右手または左手のどちらかを主に使うことを指します。世界の人口の約90%が右利きです。
利き足: ボールを蹴るときやジャンプするときに主に使う足です。右足が利き足の人が約80%です。
利き目: 物を見るときに主に使う目です。
あまり自分がどっちだかわからないと思います。
利き目を調べる簡単な方法を紹介します。
親指と人差し指で輪を作る: 両手の親指と人差し指で小さな三角形の開口部を作ります。
対象物を見つける: 数メートル離れた対象物(例えば、壁の時計やドアノブ)をその開口部の中に収めます。
片目ずつ閉じる: まず右目を閉じて、次に左目を閉じます。
対象物の位置を確認する: 片目を閉じたときに対象物が開口部の中に残っている方の目が利き目です。
そして利き耳です。
小さな音を聞くときや電話をするときに主に使う耳です。右耳が利き耳の人が約60%です。
ということなんですが、利き耳だけはどうなんでしょうか?
電話をするときというのがひっかかります。
携帯電話が出る前のこと、有線の電話の時代のことです。
あれは右手でダイヤルを回したり、プッシュフォンを押すので、受話器は左側になっていました。なので自ずと左耳で聞くように設計されています。
ということは、利き耳を調べるのに、電話をするときの耳というのは違うのではないでしょうか?
有線電話の名残で携帯電話も左耳で聞く人はいると思います。
なので電話で聞き耳を決めるのはどうかと思います。
例えば、根拠は何もありませんが、真後ろから呼んでみて、振り返った側が利き耳というのはどうでしょうか?
音がする方の顔を向くと思うので、真後ろから呼んだけど、どっちかの耳に偏るかもしれません。それが利き耳ということです。
では、他にも「利き」はあるのでしょうか?
利き噛み
固いものを噛む時、主にどっち側で噛むのか?
確かにありそうです。
ただ自分がどっちだかわかりません。
僕も今、エアーせんべいを噛んでみたのですが、どっちで噛んでいるのかわからないです。
こればっかりは実際にやってみないことにはわかりません。
しかし、実際にやるころには忘れているでしょう。
なので利き噛みは一生わからないと思います。
ただ利き噛みだけは、両噛みにした方がいいみたいです。
片側ばかりで噛むと、その側の顎の筋肉が過度に発達し、反対側の筋肉が弱くなることがあります。これにより、顔の左右のバランスが崩れ、顎関節に負担がかかることがあります。
片側ばかりで噛むと、使わない側の歯や歯茎が弱くなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。両側で均等に噛むことで、歯や歯茎の健康を保つことができます。
というわけで利きのお話でした。