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『怪獣8号』はなぜ「8」なのか?
今、アニメで「怪獣8号」を見ています。
面白いです。
『怪獣8号』は、松本直也による日本の漫画作品で、怪獣が頻繁に発生する架空の日本を舞台にしたバトル漫画です。2020年7月3日から「少年ジャンプ+」で連載が開始され、現在も更新が続いています。
あらすじは、怪獣が日常的に出現する世界を舞台にしたSFアクション漫画です。主人公の日比野カフカは、かつて日本防衛隊への入隊を夢見ていましたが、その夢を諦め、怪獣専門の清掃業者として働いていました。しかし、ある日、カフカは不思議な出来事によって怪獣の身体を手に入れ、人間の姿を取り戻す能力を得ます。この新たな力を使い、再び防衛隊への入隊を目指すことになります。
防衛隊だけど怪獣になれるということです。
怪獣の出現順に怪獣1号、2号…と名付けられています。
カフカは8番目に現れたので、怪獣8号となっています。
さて、なぜ8号にしたのでしょうか?
作者に明確な理由はあるかわかりません。
しかし、タイトルになると少し気になります。
8という数字はどんな意味があるのか?
末広がり:「8」は拡がりを意味し、繁栄や発展を象徴するため、お祝い事によく用いられます。
無限大:横にした「8」は無限大(∞)を表し、永遠や無限の可能性を意味します。
八宝菜:実際に8種類の具材が使われているわけではなく、「8」は「多くの」という意味を表しています。多くの食材が宝として扱われている料理です。
ということで「8」はいい意味でよく言われます。
しかし、実はいい意味だけではありません。悪い意味でも「8」は使います。
八方美人:誰にでも調子よく立ち振る舞う。
八つ当たり:感情を抑えきれずに周囲に当たり散らすことを指す言葉。
噓八百:「嘘だらけであること」や「全くのでたらめ」という意味を持ち、何もかもが嘘である状態を強調するために用いられる。
ということは、「怪獣7号」の方が良いように思います。
しかし、怪獣というのは、この作品では悪です。
防衛隊は、この作品では正義です。
カフカは防衛隊でありながら怪獣なわけです。
正義でありながら悪であるのです。
その両面があるから、「8」なのではないでしょうか?
だから『怪獣8号』というタイトルにしたのではないでしょうか?
ファンって好き過ぎて、こういうこと考えるんだろうな。