ベストなおにぎりの形を決定します

なぜコンビニのおにぎりは三角形なのか？
今でこそ三角形は主流ですが、僕が子供のころは主流はおそらく丸でした。
少なくとも、お母さんが作る丸いおにぎりしか見たことありませんでした。

しかし、コンビニでおにぎりを見るようになり、三角形なんだと驚いた記憶があります。
それはそれはスタイリッシュに見えました。
おにぎりのモデルさんでした。
お母さんのおにぎりは田舎の少女で、コンビニのおにぎりはモデルさんです。
お母さんに三角形のおにぎりを頼んだことがありましたが、やはりコンビニとは違いました。
田舎の少女が無理して高いヒールを履いている。そんな三角形でした。

と、まあそんなことはどうでもいいのです。
なぜコンビニのおにぎりは三角形なのか？

運搬や陳列の際に安定するからです。丸では転がってしまうからです。
そんな実用的な理由で三角形なのです。

コンビニにおにぎりが出てから、町のお母さんたちも三角形のおにぎりを作るようになりましたが、作り易さで言えば、丸の方が簡単です。
そして何より三角形のおにぎりの方が具材を入れるのが難しいです。
それで包みにくい。

しかし、三角形のおにぎりの方が、持ち歩き易く、崩れないし、転がらないというメリットがあります。

丸と三角どっちのおにぎりがいいのか？
両方のメリットを活かせる形にすれば一番いいのではないか？
作り易くて、包みやすく転がらない形。

俵形のおにぎりというものがあります。
俵形は丸よりも握りやすく、三角よりも包みやすいです。
また、俵形は丸よりも転がりにくく、三角よりも安定しています。

ということは、俵形が最強なのか？

いや、俵形にもデメリットはあります。
丸や三角よりも大きくなりがちで、一口サイズにするのが難しいです。
また、俵形は丸や三角よりも平らで、具材とご飯のバランスが悪くなることがあります。

ではどうするか？

３つのメリットを活かせる形にすればいいのではないか？
作りやすくて、包みやすくて、転がらなくて、一口サイズで、具材とご飯のバランスが良くて。
そんなおにぎりの形とはどんな形なのか？

AIアートで作ってみました。
丸+三角+俵形のおにぎりを。

作れません。