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貧困状態が判断力を鈍らせる、という話について

中学生くらいのころ、よく宝くじを買っていた。 

宝くじの購入には、年齢制限がない。とはいえ、制服で買おうとした時に、販売窓口のおばちゃんに「今回だけよ」と言われて苦い顔をされたことがある。私もなんとなく後ろめたさを感じながら購入していたことを覚えている。 

そんな状況でなぜ、中学生の私は宝くじを買い続けていたのか。特に高価なものをほしいと思っていたわけではない。単純に生活費の足しにしようとしていたのだ。

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