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カルヴィルブラン

皆さんは"カルヴィルブラン"というりんごの品種をご存知ですか?
実は私も最近ちゃんと認識したばかりなのですが、青森県弘前市でこの"カルヴィルブラン"について面白そうなことが起きているのでぜひ紹介したいと思います。

カルヴィルブランとは

“カルヴィル・ブラン”はフランス原産のリンゴとされており、日本には明治初期に他の導入候補品種とともに持ち込まれている古い品種です。果皮が青く、陽光面は若干赤く着色する。酸味が強く、煮崩れし難い特徴を有します。日本ではリンゴの育種材料として試験された経緯があるものの、現在では附属藤崎農場をはじめ、国内のごく限られた場所でのみしか栽培されていません。

カルヴィル研究会
https://hirosaki-forum.jp/study/calville/

海外では、生食ではなく加熱調理をしてお菓子などに使うようです。
日本国内では青森県と、岩手県のほうでも極少量の生産がされています。

緑色でごつごつとした肌が日本のりんごとは違う特徴です。


弘前市のカルヴィル研究会

青森県内でもトップのりんご生産量を誇る弘前市では、かつて農林省試験場だった弘前大学農学生命科学部付属藤崎農場に1本だけ残されていたカルヴィルブランの樹を活かし、2017年に収穫適期の見極めの研究に着手しました。
現在はフランス菓子研究家と弘前大学、弘前市のりんご生産者が共同で研究を続けています。

また研究会では"カルヴィルブラン"を使ったタルトタタンなどのお菓子の試食会などを精力的に行なっているようです。


私自身お菓子作りが好きで時々やっているのですが、今までは紅玉やふじを使っていました。昨年"ブラムリー"というこれも調理用の品種をゲットして使ってみたのですがとっても美味しくて!国内品種とは全然味が違いました。
なので今回紹介した"カルヴィルブラン"についてもすごく興味があって、研究会の活動に注目していきたいと思います。
(できることなら研究に参加してみたいなぁと思ったり…🍏)

instagramなどで活動の様子が投稿されているのでぜひチェックしてみてください↓
https://www.instagram.com/craftringocalville/?fbclid=IwAR0TGmcVJ6CQdHvpZovm2X1zVX06G2HWfZ9JAWIpMuELgHS6jdc71wMf4yk