愛と死を見つめてのトラウマ
♪マコ~甘えてばかりでごめんね~♪
を知っている人,古いです。
『愛と死を見つめて』がTVドラマで放送したのは
Wikipediaで調べたら1964年だそうです。
え~,そんなに幼い頃に見た記憶があるの?
自分でも不思議です。
だからトラウマになってんでしょうか。
TVドラマの他に吉永小百合,浜田光男で映画化もされました。
こちらの映画紹介のなんかで見たのかな?
それとも何回か再放送したうちの一つを見たのかな?
うちの親,こういうのが好きなんです。
どんなTVドラマかっていうと
恋人(女性)が顔の内部に不治の病を発症し…。
というドラマです。
ここでなにがトラウマかと言うと
手術した女性が顔半分に包帯を巻いていたシーンです。
包帯の下は切除されて…。
それで苦しんでいる方には大変申し訳ありません。
でも,とにかく自分がそうなったらと思うと怖かったのです。
今はおそらくそんな手術はしないでしょうけど
自分がそうなってしまう事の恐怖,
トラウマ級です。
と言うわけで顔面の痛みやケガには
すごく敏感になりました。
その他にも昔は顔に包帯まいているドラマって多かった気がします。
これも思い込みかな?
【サインはV】
というスポコンTVドラマもあったんですが,
そちらは,腕の骨肉腫だったので,そんなトラウマになるほどではありませんでした。
顔面は怖いのです。
小学校高学年の時だったか
母が蓄膿症で手術したとき,総合病院で手術したもんだから
術後入った病室にはそちらの病気の方もいらっしゃって,
1回お見舞いに行ったら,その部屋の雰囲気がもう無理で
それ以来お見舞いに行かなかったら父親に
「この,親不孝者め!」
と怒られました。
でも,いやだったんです。
その後,母もまいったということで
先生に頼んで病室を変わってもらい
お見舞いにおそるおそる行けるようにはなりましたが。
だから
歯痛
蓄膿症
なんかで顔が痛くなると,
「ひょっとして,顔の手術?」
なんて恐怖でパニックになり大騒ぎするのでした。
何故だか子供のころから歯が弱かったです。
それほど甘いもの食べていなかったんですけど,すぐむし歯になっちゃうんです。
この歯が弱いのもトラウマに拍車をかけていたのかもしれません。
大学生の時歯が痛くて
歯医者に行っても治らなくて
丁度その頃,TVで
【激愛・3月までの…】
ていう,草刈正雄が足の骨肉腫で死んでしまうのをやっていて。
ぼくはひょっとして…
と思って大騒ぎしてました。
サインはVでは腕で,顔じゃないから大丈夫だったんですけど
この頃は足でもダメになってました。
年々敏感に,気が弱くなってきてました。
大学で友達に
「ひょっとしてこの歯が痛いのさ…」
なんて言ったら
「最近,お母さんやお父さん優しくしてくれるだろ?」
なんて真面目な顔して驚かすので
また大騒ぎしてました。
結局,歯痛は歯医者の治療ミスで
他の歯医者に行ったらすぐ治してくれました。
というわけで
今でも顔がどこか痛いと大騒ぎします。