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ヨガは身体の柔らかい人がやるものなのか

ヨガインストラクターの
あかねです

この数年で

一番聞かれる質問は
「身体硬いんですが、ヨガできますか?」

一番信じてもらえないことは
「私、前屈で床に手がつかないほどだった」
(母には、ふざけてると思われるレベルで)

です


私たちが普通に
「ヨガやってる」と言われて
思い浮かべるのは

足を頭の上に引っ掛けたり
腕どっから出てるん!?
ってなるようなすげーポーズですよね

私も実はそう思っていたんです。

だから、フィットネスクラブで
アルバイトをしていたとき

「やりたいレッスンは特にありません。
ヨガのレッスンは受け持ちたくありません。」

と答えていました。
(その次の週に「ヨガのクラス持って」と言われたけど)


私たちが
「ヨガ」と呼んでいるポーズの練習のことを、
またはそのポーズのことを
「アーサナ」と言います

ヨガの最終ゴールである
「悟り」に達するために
八支則と呼ばれる8つのヨガ練習ステップがあります

その8ステップのうち、
「アーサナ」は、なんと
3ステップ目に当たるのです

というか、
ヨガってポーズ以外に何かあるの!?
ってなりますよね笑


現代、私たちがこのポーズに重きを置くのは
身体が整っていないと、
到底悟り、心の波立ちがない状態
に近づくことができないからでは?
と思っています

肩が凝って頭が痛くては仕事に集中できない、イライラする
十分な脚力がなければ、好きな場所へ行けなくなる…

だから、ポーズの練習をして
身体の調子を整える=心を整える
そんな意味もある、
なんて思っているのですが

私個人的にヨガのポーズを練習することで
心まで変化したな
と感じる部分があります

「ヨガは身体の柔らかい人がやるもの」
という誤解を乗り越えることで
「イメージと現実は違うのも」ということを知った

人の体と私の体は違う部分があって当然だから
考え方も違って当たり前
それらを比べて落ち込む必要はない

自分のことなのに、
自分の身体がどんな状態なのか知らないものだなぁ
それなのに、自分のこと棚に上げて
人のこと悪く思ったりしちゃうことあるな〜

などなど….

身体が柔らかくなると同時に
考え方も柔軟になっていきました


ヨガのポーズはヨガの練習の一部であり、
そのポーズの練習ですら
「心の波立ちをなくす」ための訓練

そう思うと
脚が頭の上に引っ掛からなくても
腕どうなってんねん!なポーズができなくても
全く問題ない!
ということが分かっていただけるかな、
と思います

むしろ、
身体の硬い方は
伸びる心地よさを人一倍感じられるし
「私は●●だから」という思い込みが多い心まで
柔らかくなっていく感覚も味わえると思います♡




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