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映画日記 2/18

地元のミニシアターで『MR. JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンにすべてを捧げた男』(2025)を観た。監督はピーター・マイケル・ダウド。

ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリスト、ジミー・ペイジになりきることを生業とする日本人、ジミー桜井を追ったドキュメンタリー映画。

著名な映画評論家の方がメディアで紹介していて観てみようと思ってた作品なのだが、何より父がめちゃくちゃジミー桜井さんのファンで(ジミーさんが書いた本を持ってたり、ライブにも行っている)よく話をしていて、ジミー桜井という人そのものが気になってたということもあって、観てみた。

楽器や機材、衣装、演奏スタイルに至るまで、とにかくジミー・ペイジになりきることを追求し続けるジミーさんの姿に、ひたすら心揺さぶられた!

特に東京の小さなライブ会場で、ジミーさんとジミー・ペイジが初めて会うシーンが印象的で、本物のペイジを前にして演奏するジミーさんの、その瞬間のエネルギーというか輝きというかが、記録された映像から立ち上がってくるようで、素晴らしかった。

ひたすらジミー・ペイジになりきること、レッド・ツェッペリンを再現することを追い求めることで、メンバーとの間に軋轢が生まれたりもして、そのことにジミーさん自身が葛藤やもどかしさを感じている様子が捉えられていたのも、印象深い。

いろいろなことを経験しながらも、好きなものを信じひたすら追求し続けるジミー桜井さんの姿に、ちょっと勇気づけられた気がした。

#映画日記 #映画感想文#映画

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