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映画日記 2/16

アレックス・ガーランドが監督した『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)を観た。

かなり衝撃的で、只々圧倒されてしまった。

作中で繰り広げられる戦闘シーンや、人と人とのぶつかり合いが生々しくて、目を覆いたくなるようなのだが、何より怖いと感じたのは、中盤に登場する田舎町の戦争に無関心な人々のこと。この町の人々は、アメリカ国内で今起こっていることに、目を向けようとしない。

それとは反対に、リーやジェシー、ジョエル、サミーはアメリカの今から目を逸らさず、果敢にカメラにそれを記録する。

本作はフィクションだが、本当に不安定で先が見えない現代社会で、いつどこでこんな日が来るかわからない。これから先のことがどうなるかはわからないが、リー達のように、「今」社会で起こっていることに向き合うこと、知ろうとすることはできる。その大切さを、この作品から感じ取った。

#映画日記 #映画感想文#映画

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