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女性なのに、セラピストなのに「生理」について学ぶ場所がなかった。
こんにちは
沖縄のパーソナルセラピストのあかねです。
数年前から「生理」についてセミナーや情報発信をしていますが、なぜ「生理なのか?」についてお話させてくださいね。
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「生理について知ることは、未来の自分のケアに繋がっている」
「ウィメンズヘルス」という言葉がリハビリの中であまり目につかない時代に理学療法士になりました。
その時になぜ「生理」に目が向いたのか?
そのことからお話したいと思います。
理学療法士になって1~2年が経ったころ、私は整形外科クリニックで働いて、学生さんのスポーツ外傷、術後のリハビリに関わることが多かったです。
そのころ術後のリハビリではクリニカルパスを中心に進めることが多かったです。
術後何週までにこの関節の角度を獲得する。
この動きを獲得する。
それを目標にリハビリを行っていました。
まず、ここでモヤモヤ。
年齢・性別はあまり関係なくて、なんの手術をしたか?どの競技なのか?ケガした時の動きは?それがポイントになることが多かったです。
ここで、さらにモヤモヤ。
クリニカルパス通りに進んでいれば安心。
進んでいなければ自分のふがいなさに落ち込む。
という状態に陥ってしまっていました。
でも、あるとき思ったんです。
女性には生理がある。
妊娠がある。
生理中は体が思うように動かないし、動きたくもない。
そのからだの状況を無視して行うリハビリとはなに?
色々な思い・考え・疑問がわいてきて「女性というからだをきちんと理解してリハビリを提供していきたい」と思うようになりました。
中学・高校の学生さんが多かったので自然と「生理」についての勉強から始めました。
するとびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!。
自分の生理のついて知らない子が多い。
いつ生理が始まったのか?
生理がいつ来るのか?
「あ。知らないものなんだ・・・」
ちょっと驚きでした。
あれから月日がたち、産前産後リハが盛り上がってきても、なぜか「生理」が気になっていました。
生理が始まる時期に自分のからだに関心をもち、自分のからだに起こっている変化に気づきケアできる。
ケアできる方法を本人たちが知っていれば、妊娠中や産後、更年期にからだをケアすること、大切にすることが当たり前になるのではないかと。
そのためには
まず毎月あるからだの変化から目を向けてみる。
女の子たちが大人になり、どの年代になっても元気で楽しく過ごせる日々が一日でも多くあるといいなと思っています。