おすそわけ日記 176「為になることも、やぶさかではない」
私は、くだらないことが好きだ。
それは、「人生を笑い飛ばして生きたいから」であり、
「くだらないことに真剣に取り組む、そこに心意気を感じるから」である。
さらに、私が大学時代に影響を受けた恩師の言葉、
「何かを得ようとして本を読むのは卑しい行為であり、読書は楽しむ為にある」が、深く心に残っている。
小説大好きな私は、全くもって先生の仰せの通り、ビジネス書や実用書しか読まずに本好きを名乗る輩とはおつきあいしたくない。
と、思って来た。
し、今も思っている。
そんなわけで、私が目指す文章は、為にならないもの。
脱力系でくだらなく、くすりと笑って頂ければ、これ程、ありがたいことはない。
そうやって、日々の他愛ない日常を書いてきた。
足かけ十数年に渡って。
それが今、書くことに行き詰まっている。
何故と言うに、「うっかり、為になっちゃいそうなことを書きそう」だから。
今、私は、自分が感動して、素晴らしいと思ったことを伝える仕事をしている。
その学びのおかげで、女性として、人として、人生変わったなぁ、と思う。
この辛いご時世に、もっと生きやすくなるように、他の女性にも体験して貰いたいなぁと思う。
然るに、私は為になることを、書く術を知らない。
一般的に、感動や為になることを伝える文章は、アタリが柔らかい。
そんな文章書けないって。
いや、書けるけれども、借りてきた文体では、私の心は伝わらないって。
ずっと、一人、悶々と悩んで来て、
今日になって、ふと思ったのが
「為になることを書いても良しとしてみたら?」
自分の色を決めて、範囲を狭めないで。
私の文体で、私の思ったままに、書いてみたら、どうなるだろう。
その流れで、私は今、この文章を書いている。
明日、母と二人でワークショップをする、ぎりぎり前に。
息苦しいなぁと閉塞感を感じている人の呼吸が、楽になるかもしれない。
お洒落なんてする気もないと云う人が、ときめくかもしれない。
母との関係ごめんこうむると云う人が、実家に連絡を取りたくなるかもしれない。
そんな「為になる」可能性を秘めたワークショップを、
「為になることは書きたくない」と伝えない私、それが本心なのか?
そうではなくて。
私は、好きな時に好きなことを、私の言葉で書きたい。
だから、為になることを勧めたいのが今の私の気持ちなら、それを書こう。
凝り固まったプライドも、恥ずかしさも、投げ捨てて。
為になることを書くのも、今の私には、やぶさかではない。
【2/7(日)「大橋家母娘と触れ愛お話会&AFP体験会」のご案内】
母の着付けとAFPのワークショップを組み合わせた「着物で、AFP。」が開催延期中のため、オンラインで「大橋家母娘と触れ愛お話会&AFP体験会」を随時、開催することにしました。
前半のお話会は、着物やAFPのことだけでなく、皆さんと一緒にその時お話ししたいことをシェアし合う時間にしたいです。ステイホームが長く続いて心が沈んだり、なんとなく落ち着かない、人恋しい、家族の愛に触れたい、みんなで笑ったり泣いたりしたい、そんな気持ちに正直にいられたらいいなと思います。
後半は、AFPのプラクティスを大橋あかねがシェアし、母、大橋セツ子も参加者としてご一緒させて頂きます。AFP初体験の方からご経験者の方までを対象に、その時にご参加頂いた方に合わせた内容でプラクティスをシェアします。「女性である歓びを体感できることに、年齢は関係ないんだね」「母娘(家族)でも、一人の女性として相手を尊重し合いながら素直に気持ち伝え合うことができるのかぁ」女性として今の自分を楽しみながら年を重ねていくことに希望と勇気を受け取って頂ける機会になれたら、嬉しいです。
⭐️Art of Feminine Presence™️ (AFP)は、アメリカ在住のレイチェル・ジェイン・グルーバーさんによって創られ、アムリタ映蓮さん(AFPマスターティーチャー、AFP講師育成トレーナー)によって、日本にもたらされた女性性開花プログラムです。心と身体とエネルギーに働きかける44のプラクティスは、どれも意識のスイッチを入れるだけで、身体で変化を感じられるものばかり。自分の体感を通しての気づきに、毎回ハッとさせられます。日常で繰り返し実践することで、今ここに居て、自分の内側に寛いでいられるようになります。先が見えない状況だからこそ、AFPで今の自分にしっかりと繋がって、どんな状態の自分も受け止めて許していられたら、自分に安心し、日々の歓びを大切にできると思います。
⭐️Face Bookの「着物で、AFP。」ページで配信しております「着物で、ライブ配信。」の終わりで、下記イベントにご利用頂けるの割引き特典の合言葉をお伝えしています。「○月○日分の合言葉○」としてお書き添えの上、ご参加お申し込みくださった方には、参加費が2,000円割引となりますので、是非、ご利用ください。
【日時】2021年2月7日(日)14:00〜16:00
【対象】AFPにご興味のある女性を自認される成人の方
*AFP初体験の方から、お久しぶりの方、継続されている方も、皆さん、大歓迎です!
【参加方法】お手持ちのPC、タブレット、スマートフォンに会議室アプリをZOOMをインストールして、Wifi環境からオンラインでご参加ください。
【参加費】5,000円
*FBの「着物で、ライブ配信。」動画をご覧くださった方→特別割引価格 3,000円
【主催/ファシリテーター】大橋 あかね
Art of Feminine Presence™(AFP)終身認定ティーチャー。2016年からAFPのシェア活動を始め、昔ながらの美しい着つけとAFPを組み合わせたワークショップ「着物で、AFP。」を着付け士の母と二人で開催。渋谷の置屋生まれ。2019年、五十代での結婚と離婚を体験。2020年は、母の美しい着付けを残すべく、毎週、母から着付けを習い直して、美しさを繋げることを実践中。
【共催/着付け士】大橋セツ子
着物をこよなく愛する、着物歴六十余年の元芸妓。三十代で「清水学園東京服装学園」にて着物講士、着付け士の資格を取得。七十の手習いで始めた茶道に夢中。2019年、新宿で開催された「ダイアログ・ウィズ・タイム」のアテンド役を着物姿で務め、年を重ねることの豊かさを伝える。2020年、新国立小劇場での「BSDミュージカル&アクティングスクール卒業公演」に出演された、アムリタ映蓮さん(AFPマスターティーチャー、AFP講師育成トレーナー)の着付けを担当させて頂く。
【お申込み・お問合せ】
akane☆kuku-moon.comの☆を@に変えて、大橋あかねまでメールでご連絡ください。お申し込みの際は、メール本文に下記の内容をご記入ください。
……………………………………………………
1、お名前(ふりがなもお願いします)
2、メールアドレス(当日連絡の取れる携帯等)
3、お電話番号(当日連絡の取れる携帯等)
4、AFPのご経験の有無
5、ZOOMご利用経験の有無
6、ZOOMご利用の際の機器(Mac, Win, iPhone, Androidなど)
*「着物で、ライブ配信。」をご覧くださった方は「○月○日分の合言葉○○」とお書き添え頂きますと、特別割引価格が適用されます。
……………………………………………………
皆様のご参加を心より楽しみにお待ちしております。
【今日の一枚】母と公園に散歩に行ったら、噴水に虹がかかっていて、大興奮。足を止めて、虹が流れて消えて行く様を二人で眺めていました。ほくほく笑顔です。
【#つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿する企画をはじめました。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。
今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。
毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。