とてつもなく私好みの小説に出会うと、金の鉱脈を掘り当てたような気になる。

目の前の壁一面が光り輝く情景が浮かび、これからこの作家の本を読み倒すぞと思うと嬉しくてゾクゾクする。

久方ぶりにそんな出会いに恵まれたが、相手は恋愛ゲームだった。

鉱脈なのか、沼なのか。悩ましい。

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大橋 あかね
毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。