フリースクールに通うメリット
こんにちは。不登校・引きこもり専門カウンセラーの西村あかねです。
今日は、全国的にもその数が増えているフリースクールについてお話ししたいと思います。
フリースクールとは、何らかの理由から学校に行くことができない、行かない、行きたくても行けないという子どもたちが、小学校・中学校・高校の代わりに過ごす場所です。個人経営、NPO法人やボランティア団体などが運営する民間の教育機関になるので、それぞれの方針や教育理念の違いによって形態も様々です。
以下に、フリースクールに通うメリットをまとめたので、参考にしてみてください。
1.自由な学習環境で自己成長が促進される。
フリースクールでは、多くの場合、子どもたちが自ら学ぶ内容を選ぶことができるため、自分が興味を持って学ぶことができます。このような学習環境では、子ども自身が学ぶ意欲を高め、自己成長につながるというメリットがあります。
2.アウトドア活動など多様なカリキュラムを提供している。
フリースクールでは、通常の学校にはないような活動を取り入れている場合があります。例えば、アウトドア活動や美術、音楽などの創作活動、プログラミング、ゲームなど、多様なカリキュラムを提供することで、子どもたちの好奇心や創造性を刺激し、さまざまな知識やスキルを身につけることができます。
3.子ども一人ひとりに合わせた教育が受けられる。
フリースクールでは、子どもたちの個性を尊重し、それぞれのニーズに合った教育を受けることができます。そのため、子どもたちは自信を持って学び、社会への自己実現のためのスキルや知識を身につけることができます。
平成27年度の文部科学省の調査では、全国で474のフリースクールがあるとの報告がされています。フリースクールは年々増えてきているとはいえ、現在の不登校の子どもの数が約24万人ですので、それに対して、フリースクールの数は全く足りていません。
私が住む佐賀県でも、まだまだ数が少なく、自宅から子どもたちが自分で通えるかというと、厳しいです。結局、保護者が毎日送迎することになるので、保護者の負担も大きいと思います。
学びの多様性が重視される時代において、学校だけではなく、もっと多くの学びの場が選べる社会になってほしいと切に願います。
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