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小説が上手くなりたくて、PDCA回していた件

小説執筆が上手くなりたい!! 最高の推しCP小説を自らの手で生みだしたい!!

そう思った私は、気づいたらPDCAを回していました。仕事かな?

ともかく、小説が上手くなりたくて私なりにやってたことを紹介しようと思います。


PDCAとは

会社勤めしているとよく聞く、フレームワークの一つです。

用意した物

私の場合は、Excelです。
たぶん、書けるものなら何でもいいと思います。

見出しに以下を書いて、1作品仕上げるごとに埋めていきました。

・タイトル
・対象(全年齢orR18)
・CP
・目標
・結果
・反省点
・次回改善したい事
・最高の一文

実際に私が使っていたExcelシートはこんな感じ。

初期のR18えちえち小説へのパッション

改めてこの振り返りシートを見直していたら、ほぼPDCAだな!?って、素でびっくりしました。書き始めた時はPDCAのつもりじゃなかったんですけどね。
振り返りをしようと思ったら、よくあるフレームワークに落ち着いてました。

目標を立てる

執筆開始する前に、簡単な目標を立てて取り組んでいました。
最初の頃、全年齢作品に対して「キスシーンを入れたい」とか、キャラクターのある部分をより良く魅せるためのシチュエーションを設定したい、とか、本当に簡単な目標を書いてました。初期は比較的実現可能なものを書いたほうが、後々のやる気につながるのでその方がいいと私は思ってます。

後半になってくると、シナリオ関連の技術書を読み進めていたので、ある技術を使って今回は執筆する、などの目標を立ててました。特に、やったことのない執筆方法を積極的に取り入れてました。

スクリーンショットにもある「BS2シートを使いたい」は、SAVE THE CATの法則から、後半になってくると工学的ストーリー創作入門から「4部構成が使いたい」とか書いてました。

学んだ中でよさそうな技術を実際に使ってみることで、今も思い出したり使ってみようかなって思うことが多いです。実際に使ってみることが大事だと思いました。

書き終わったら結果を書く

私の場合はpixivに投稿した後に、目標がどれだけ達成できたか、見直していました。完全にPDCAですね。

良かったところは良かったって書いて、自分を褒めました!
初期なんて「楽しく書けた」ですw
でもそれでいいと思います、趣味だし楽しんで書けること、大いに良かったことです。

今見直してみると、「楽しかった」が多いw当時の自分、楽しんで書けていて何よりです。
あと、ドキドキを演出できたとか、演出周りをすごく書いていました。やっぱり、狙い通りに演出ができると嬉しいものですよね~。

振り返りのため、反省点を書く

この項目は、主に「良くなかった点」を重点的に書いていました。

今振り返って見直してみると、感情表現が書き切れなかったとか、感情の流れが上手く書けなかったとかが多いなあと思いました。
小説は心理面を描くことが得意なメディアであることを、この振り返りシートを記入しながら実感したなあと思い出しました。
R18のえちえち小説だと特に、双方の感情の揺れを作者として把握しながら、えちえちシーンを進めるってところが最初の壁だったなあと思い出しました。

克服するために自分なりに工夫した書き方をしていたので、このことはまた別の記事で書いてみたいと思います。

反省を受けての改善したい事

反省に対して、打開策を書いてました。
初期の頃は好きなCP小説を書きつつ上手になることが目標だったので、改善したいことを実現できるように、次の作品を書いてました。
なので、おのずと次の目標の元になってました。

後半になってくると、ラブコメ風にR18を書いてみたいとか、新しい挑戦も書くようになりました。
派生する分野でチャレンジするのは、今まで積み上げてきたものからちょっと違う要素を加えるようなものなので、結構チャレンジがしやすいと思います。自分としては新しい挑戦という認識だからか「やってやったぞ!」と達成感を感じやすくて、これもまた継続のための報酬になります。

最高の一文を書きとめておく

これはPDCAではないです。
ある同人作家さんがおっしゃっていたアイデアだったと思いますが、書いた小説の中で、「最高だな!!」って思える文章を書きとめています。

あとで振り返って見ると、「やっぱいいな~」「自分の文章、言うて悪い物じゃないじゃん?」って自己肯定感が上がります。
数年経った今読んでも、「この時の自分、最高じゃん!?!?」って思いました。また頑張って書こうって思えるので、最高の一文を書き留めておくこと、おすすめです。

まとめ

上手になりたくて書き始めた振り返りシートは、「自分、成長しているな?」と思えて、逐一記録してきてよかったなって思っています。
今、見返しても、「今の自分はできていることだな、やってよかったな~」って思います。

上手くなりたい人、自分自身の成長を感じたい人は、こういう方法で実感することもできます。よかったら真似してみてください~

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紅音
いただいたチップは、私の大好きな紅茶になり、執筆のおともにさせていただきます。