獄中記 #04|新年のご挨拶
遅い新年のご挨拶大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます、長嶺茜です。
娑婆で過ごされている皆さまにおかれましては健やかな新年を迎えられているかと思われます。
私は今回の年越しも変わらず獄中で過ごし、特別な食事や自由時間もなく、臭くて冷めた飯を頬張りカビ臭い布団の中で新年を迎えました。
この通り新年といっても私のような女囚にとってはいつもの獄中生活と何も変わらないのです。ハレの日を享受する権利も奪われているのです。
はい、新年のあいさつが遅れてしまいましたの